大阪・関西万博で5000人が参加したクイズイベントの真相とは？

大阪・関西万博での大規模イベント、QuizKnockの真相

2023年8月24日、大阪・関西万博の会場で「QuizKnockと大検証！！〜あなたの疑問を解決します〜」が開催され、5000人以上が集まりました。スペシャルサポーターとして活動するQuizKnockは、来場者からの素朴な疑問に答えるため、特別な実験や検証を行いました。

イメチェンの認識度

まず最初のトピックでは、ある人がイメチェンをした場合、どの程度その人を認識できるのか？という疑問が取り上げられました。なんと、メンバーの東言がスタッフとして会場に潜入していたというサプライズがあり、入場者158名中、彼の正体に気づいたのはわずか1、2名。これにより、軽い変装でも認識が難しいことが明らかにされました。

早押しボタンの不利の実態

次に、クイズ対決で早押しボタンのコードが長いと不利になるのか？という質問が提起されました。5mと100mのコードを使い、クイズ対決を行った結果、5mのコードの東言が勝利。しかし、それがコードによるものかは不明瞭でした。再実験の結果、ケーブルの長さが影響を与えないことが判明しました。

SDGs達成の可能性

さらに、SDGs（持続可能な開発目標）の2030年達成に関する疑問がありました。国連パビリオンからゲストを招き、参加者と共にクイズを通じて社会課題を学ぶコーナーが設けられました。新型コロナウイルス感染症などの影響により、達成は厳しい現状にありますが、個人が何かできることを考える重要性が強調されました。

じゃんけんの勝率

最後に、じゃんけんの勝率が本当に3分の1なのかを検証しました。参加者は入場時にスタッフとじゃんけんを行い、その結果を集計。5232回のじゃんけんのうち、来場者の勝利数は1704回。勝率約32.6％という結果が出て、理論上の約33.3％に非常に近いことが証明されました。この結果に対しては、「大数の法則」を引き合いに出し、さまざまな関連性が解説されました。