がん患者支援ウィッグ
2025-11-28 12:04:55

アデランス、タイのがん患者へウィッグ100枚寄贈を実施

アデランス、タイのがん患者を支援するプロジェクト始動



株式会社アデランスは、2023年にタイの国立がんセンターおよび県立ブリラム病院に合計100枚のウィッグを寄贈しました。この寄贈は、がん治療に伴う脱毛に悩む患者さんたちの生活の質(QOL)を向上させるために行われました。アデランスは、2012年以降、毎年ウィッグ寄贈を行ってきましたが、COVID-19の影響により2019年から中断しており、今回の寄贈は6年ぶりとなりました。

ウィッグは8月22日に国立がんセンターに50枚、11月6日には県立ブリラム病院に50枚寄贈され、それぞれの病院で感謝の意を表す寄贈式が執り行われました。寄贈式では、ウィッグを必要とする患者さんが直接選んだウィッグを、アデランス・タイ社のスタッフがカットし、装着方法やお手入れについての講習も行いました。

寄贈式は、COVID-19の影響で参加者数を抑えた形で実施されましたが、参加した医療関係者からは寄贈の再開を喜ぶ声が多数寄せられ、温かい雰囲気の中で進められました。

タイにおけるがん治療の現状


アデランスは1986年からタイにウィッグ工場を持ち、がん治療に伴う脱毛の問題に対して貢献を続けてきました。県立ブリラム病院では、2024年には約3,000名の新規がん患者が見込まれ、外見ケアへのニーズはますます高まっています。寄贈されたウィッグは、近隣の関連病院でも活用される予定で、幅広い支援が期待されています。

寄贈に寄せられた感謝の声


国立がんセンターのナタクーン医師は、「医療用ウィッグ50点をご寄贈いただき、深く御礼申し上げます。この取り組みは、患者さんやそのご家族にとって大きな支えとなります」とコメントしています。同様に、県立ブリラム病院のプーワドン院長も「脱毛に悩む患者さんへウィッグを頂き、深く感謝いたします。目的に沿って大切に活用させていただきます」と感謝の意を表しています。

アデランスのCSR活動


アデランスは「すべては笑顔のために」をコーポレートスローガンとして掲げ、社会的な価値を生む活動を通じて企業の成長を図っています。ウィッグの寄贈はその一環であり、アデランスはこれからも患者さんや社会に笑顔を届ける活動を続けていく所存です。これからも、社会的な責任を果たしながら、患者さんのQOL向上に貢献するための取り組みを進めてまいります。


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