岩手の新蓄電所
2025-12-10 08:58:53

TAOKE ENERGYが岩手北上蓄電所の商業運転を開始、新時代の電力供給へ

TAOKE ENERGYが新たな蓄電所の商業運転を開始



2023年12月9日、岩手県北上市において、TAOKE ENERGY株式会社が開発した「岩手北上蓄電所」が商業運転を開始しました。この蓄電所は、再生可能エネルギーの導入が進む中で、電力供給の安定化を図るために設計されています。

竣工式には、TAOKE ENERGY、東京センチュリー株式会社、E-Flow合同会社の関係者が出席し、商業運転の安全と成功を祈願しました。これにより、地域社会への電力供給の新たな一歩を踏み出したことが確認されました。

岩手北上蓄電所の基本情報


この蓄電所は、以下のような特徴を持っています:
  • - 所在地: 岩手県北上市村崎野
  • - 定格出力: 1,990kW
  • - 定格容量: 8,146kWh
  • - 電池方式: リチウムイオン電池
  • - 敷地面積: 約1,000㎡

近年、再生可能エネルギーの利用が拡大する中で、電力供給の安定性が求められています。特に、系統用蓄電池はその”調整力”によって地域の電力網の安定に寄与する役割を担っています。TAOKE ENERGYは、蓄電所の開発から運営までを一貫して行うことで、顧客のニーズに応えています。具体的には、65件の導入実績のうち、特別高圧蓄電所は5件、39件は2025年度末までに連系予定です。

電力安定化への寄与


新しい岩手北上蓄電所は、東北エリアにおける再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電力系統の変動を効果的に調整し、地域の電力需要に応じた適切な電力供給を実現します。また、TAOKE ENERGYは蓄電所の投資事業にも注力しており、将来的には総資産が400億円、総容量が500MWhを超える見込みです。

今後の展望


TAOKE ENERGYは、今後も系統用蓄電所の全ライフサイクルサービスを強化し、全国規模でのプロジェクトを推進していきます。特に、東北エリアにおいては電力の安定供給と脱炭素社会の実現に向けた持続的な取り組みが期待されており、新しい技術やサービスも展開していく予定です。今後の展開に注目が集まります。


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