ひまわり原料プロジェクト
2026-07-21 12:05:24

OSAJI、群馬でひまわりを用いた新しい原料自給プロジェクト開始

OSAJIの新たな挑戦、みなかみ町でのひまわりプロジェクト



群馬県みなかみ町で敏感肌のためのスキンケアブランドOSAJI(オサジ)が、独自の原料自給プロジェクトを開始します。2026年8月7日(金)には、東京オフィスの社員や店舗スタッフを対象にした「ひまわり圃場・クロモジ精油抽出工程見学会」が開催され、これを機に地域資源を活用した原料生産について深く学ぶことが期待されています。

プロジェクトの背景と目的



OSAJIは、化粧品原料の輸入依存が高まる中、日本国内での原料自給を模索しています。地域の課題として、人口減少や耕作放棄地が問題視されているみなかみ町に目を向け、地元資源を活かした持続可能なものづくりを目指しています。2018年から始まったこのプロジェクトは、地域資源を活かしながら、サステナブルな化粧品を生産できる可能性を探る試みとして続けられています。

OSAJIのブランドディレクターである茂田正和氏は、「地域に根ざした循環型のものづくり」に重きを置き、社員一人ひとりが地域との繋がりを深められるよう、この取り組みを位置づけています。具体的には、群馬県みなかみ町で育てたひまわりを通じてオイルを抽出し、最終的にはヘアオイルとして商品化することを目指しています。

見学会の内容



今回の見学会では、地元農家と共にひまわり畑を訪れ、実際の精油抽出作業を見学します。また、社員は実際に生産に関わる現場を体験することで、サステナブルなものづくりへの理解を深めることが期待されています。天候や生育状況によって変更の可能性はあるものの、参加者には貴重な体験が待っています。

ひまわりプロジェクトと地域との関係



みなかみ町は、ユネスコエコパークに認定されるなど豊かな自然環境に恵まれていますが、一方で耕作放棄地の増加や高齢化が進行しています。OSAJIのプロジェクトはこうした地域課題の解決にも繋がります。茂田氏は、「地域の自然環境と人の暮らしが共存する新たな地域づくりを考えることが求められている」と話し、地域との協力を通じた新たな価値創出を目指しています。

日本の化粧品産業の原料調達問題



日本の化粧品原料の多くが外国から輸入されている現状では、競争が激化しており、安定的な化粧品生産が難しくなる可能性があります。そのため、OSAJIは「国産原料比率を高める」試みとして、地域の作物を活用した新たな原料作りに取り組んでいます。

地域とともに育むものづくり



「みなかみひまわりプロジェクト」は、単なる原料調達にとどまらず、地域の農業や職業支援とも連携する姿勢を見せています。2026年からは地域の福祉事業所との農福連携が開始され、農業体験を通じて地域全体を巻き込む動きが広がっています。

また、今年から作付面積を約2倍に拡大し、栽培手法も改善することで安定した収穫を目指しています。地域資源を循環させるために、酪農家から提供された堆肥を使った農業も実践されています。

未来への展望



OSAJIは、ひまわりプロジェクトを通じて地域と共に成長し、化粧品産業の新たな形を模索し続けます。茂田正和氏は、「地域資源を生かしたものづくりを通じて、日本のものづくりの未来に挑戦していく」と語ります。今後も地域との関係を深め、持続可能な化粧品ブランドとしての存在意義を強めていくことでしょう。

兵庫県の「OSAJI Journal」では、これらの取り組みを定期的にレポートし、化粧品を作るだけでなく、地域との共生を目指す活動についての詳細をお届けします。


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