Workatoが日本市場に開発者サンドボックスを導入
業界をリードするエージェンティック・オーケストレーション・自動化プラットフォームを提供するWorkato Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト)は、ついに日本法人であるWorkato株式会社を通じて、開発者向けの新サービス「Workato Developer Sandbox」を発表しました。このサービスは、開発者がWorkato ONEプラットフォームの全機能に無料でアクセスできる、次世代のAI開発環境を提供します。
開発者の新たな可能性を引き出す
Workatoの最高技術責任者であるAdam Seligman氏は、「過去10年間にわたり築き上げてきたプラットフォームを、今こそ多くの開発者に無償で提供する」と述べ、このサンドボックスがもたらす新たなチャンスに期待を寄せています。開発者は、従来の企業導入手続きに縛られることなく、AIエージェントの開発を迅速に行うことが可能になります。これにより、サイドプロジェクトやスタートアップ、エンタープライズでの実験など、多様な用途に活用できる基盤が整います。
サンドボックスの特徴
Workato Developer Sandboxは、次のような利点を提供します。
- - 統合、自動化、データ移動など、すべてのプラットフォーム機能へのアクセス
- - Workato GO、Agent Studioといったエージェント開発ツールの使用
- - 無料の50,000クレジットが付与
- - Workato AIRO コパイロットやインテリジェントドキュメント処理(IDP)といったAIネイティブ機能
- - リモート MCPを通じたレシピの作成および公開機能
- - コネクタSDK、テスト自動化、RecipeOpsなどの開発者向けツールセット
- - SAML/SSO、RBAC、暗号化、監査ログなどのエンタープライズグレードのガバナンス機能
これらの機能によって、開発者は多様なアイデアを迅速に実現できるようになります。
世界的な技術トレンドへの対応
Workatoは、ラスベガスで開催されたWorld of Workato (WOW) 2025において、開発者サンドボックスの機能を紹介しました。このイベントは、「明日をAIで実現する」をテーマに、エンタープライズAI環境における最新の技術動向を探る場となりました。3日間のプログラムには、15以上の実稼働エージェントデモや35を超えるブレイクアウトセッションがあり、参加者はAIの導入が実際のビジネスにどのような影響を与えるかを直接体験しました。
実際にAIエージェントが業務の進め方をどのように変化させているかを示す事例が多数紹介され、それに伴うビジネス成果を速やかに促進する様子が強調されました。更に、AWS、Deloitte、Accenture、Reltio、Workdayなどのパートナー企業も参加し、様々なソリューションが紹介されました。
申込方法と今後の展望
開発者は今すぐ
workato.com/sandboxにアクセスし、サインアップしてこの新たな開発環境を利用開始できます。Workato Japanは、日本企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するため、製品やサービスのローカライズを進めつつ、サポート体制の強化にも注力していく予定です。
Workatoは、高度なテクノロジーを手軽にビジネスチャンスに転換することを目指し、AIを活用したプラットフォームで企業の成長をサポートしています。12,000社以上のグローバル顧客からの信頼を得ているWorkatoは、企業が新しい価値を創造し、急速に変化するビジネス環境でリーダーシップを発揮できるよう支援していきます。さらなる情報は、公式ウェブサイト
workato.comをチェックしてください。