森下仁丹が「健康経営優良法人2025」認定！従業員の健康を守る取り組み

森下仁丹が「健康経営優良法人2025」に認定

森下仁丹株式会社が、従業員の健康管理を経営戦略に組み込み、健康維持や増進に向けた取り組みを進めていることが評価され、2025年に向けた「健康経営優良法人」の認定を受けました。この認定は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定するものであり、特に優れた健康経営を実施している法人を顕彰する制度です。森下仁丹の認定は7年連続、そして大規模法人部門では4年連続の栄誉にあたります。

企業としての歴史と健康への取り組み

森下仁丹は1893年に創業し、ヘルスケアの先駆的存在として様々な製品を提供してきました。1926年には健康保険組合を設立し、従業員の健康管理に早くから力を入れてきました。今後も、個々の健康意識を高め、快適な職場環境づくりを支援する方法を模索しつつ、健康経営を実践していく方針です。

健康づくりに向けた具体的な施策

担当者は、全社的な健康リテラシー向上に向けて、ウォーキングラリーや健康セミナーを実施しています。事業所単位で健康課題にも取り組み、栄養カウンセリングを行うことで、個別の健康ニーズにも応えています。このように、従業員一人ひとりの健康に寄り添った支援が行われています。

新入社員向けの独自プログラム

新入社員研修には、調理実習や社史を学ぶウォーキングツアーなど独自のプログラムが組まれています。これにより、健康な生活を送るための基礎的な知識と技術を身につけることができます。

2024年度に向けた主な取り組み

各種の健康促進イベントが、2024年度には新たに展開されます。特に注目されるのは以下の取り組みです：
1. ウォーキングラリーの実施
今年で16年目を迎える「ウォーキングラリー」では、初めて半年間の開催に挑戦します。関連イベントとして「杉・五兵衛里山ウォーキング＆食育ツアー」を実施し、自然体験を通じて健康意識を高めます。

2. 健康フェアの実施
2024年度で4回目を迎えるこのフェアでは、各事業所で健康課題に関するアクティビティが行われ、業務を超えた健康づくりが促進されます。

3. 栄養カウンセリングの拡充
健康診断の結果に基づくフォローアップを強化し、40歳未満の従業員を対象に特定保健指導を徹底します。

4. 新入社員教育の強化
新入社員向けの栄養教育プログラムには、調理実習も加わり、実践的な健康管理スキルを育てることを目指します。

5. 従業員のエクスペリエンス調査
ワーク・エンゲイジメントに関する調査を実施し、職場環境の改善に向けた具体的作業を見出していきます。特に若年層や女性の健康課題への理解を深めることが求められています。