林業の未来を切り開く！イノフィスが「モクコレ2024」に出展

イノフィスが「モクコレ2024 Plus」に初出展

2024年12月19日（木）から12月20日（金）にかけて、東京ビッグサイトで開催される「WOODコレクション（モクコレ）2024 Plus」に、株式会社イノフィスが初めて出展することが決まりました。イノフィスは東京理科大学を母体とするスタートアップで、特にアシストスーツに特化した製品を展開しています。今回は、森の作業現場で実際に役立つマッスルスーツの体験ができる貴重な機会です。

出展を決めた背景

日本は国土の67％以上が森林に覆われており、その森林面積はOECD諸国の中で第2位を誇る「森林大国」として知られています。しかし、林業は急勾配や複雑な地形、土や道幅の制約など、厳しい条件が多く存在します。そのため、現場では多くの作業が依然として人手に頼らなければならないのが現状です。

イノフィスのマッスルスーツは、こうした環境に対応して開発されました。特に腰に大きな負担がかかる木材の運搬や中腰での伐採作業をサポートすることを目的としています。このような作業での導入が進んでおり、作業者の身体的な負担軽減に貢献しています。

「今回の出展で多くの林業関係者にマッスルスーツを実際に体験していただき、その効果を実感してもらいたい」と語るのは、代表取締役社長の乙川直隆氏です。現場の課題解決に貢献するため、技術の可能性を広く知ってもらいたいと考えています。

「WOODコレクション(モクコレ)2024 Plus」の詳細

この展示会は、12月19日（木）10:00～17:30、20日（金）10:00～16:30に開催され、入場は無料ですが事前登録が必要です。約280社の出展者が参加し、38都道府県から出展があるとのこと。主催は東京都とWOODコレクション実行委員会で、林野庁なども後援しています。

マッスルスーツのラインアップ

マッスルスーツSoft-Power

この製品は、電源不要でさまざまな作業シーンで活躍するサポータータイプのマッスルスーツです。人工筋肉技術を駆使し、腰の負担を35％軽減します。価格は59,400円（税込）で、幅広い体型の方に対応可能です。詳細はこちら。

マッスルスーツExo-Power

この外骨格型アシストスーツは、27kgfの補助力を誇り、特に重量物の持ち上げや中腰作業に最適です。介護や農業、建築業界など、様々な現場で導入されています。価格は214,500円（税込）で、サイズも2種類取り揃えています。詳細はこちら。

マッスルスーツSoft-Power EASY-LIFT

日常生活で腰の負担が大きい方々向けに開発された、エントリーモデルのマッスルスーツです。腰部の負担を33％軽減し、310gと軽量で動きやすく、価格も22,000円（税込）と手に入れやすい設定です。詳しくはこちら。

イノフィスについて

イノフィスは「自立した生活を実現する」というミッションを掲げ、少子超高齢社会の日本において、人々が生涯にわたって活躍できるような製品の開発を目指しています。持続可能な社会の実現に向けて、今後も革新を追求していく姿勢が伺えます。

「モクコレ2024」での出展を通じて、林業界に革新をもたらすことに期待が高まります。これからの進展に注目です。