大学生向け社会課題解決ワークショップ「POP UP CAMPUS 2024」
2024年11月10日、早稲田大学日本橋キャンパスで実施された「POP UP CAMPUS 2024」では、株式会社日立ソリューションズが主催する大学生向けのワークショップが展開されました。このイベントの目的は、将来のキャリアを考える学生に向けて、社会課題を自分ごととして捉える力を育むことです。
ワークショップの内容と特徴
日立ソリューションズは「自己実現と社会貢献」をテーマに掲げ、学生が働く意義や社会への貢献方法を探ることを目的としたワークショップを企画しました。参加した学生は、日常生活の中で感じる「不便」や「不安」といった身近な問題を題材に、社会課題について深く考える機会を得ました。具体的なアプローチとして、以下の特徴があります。
1.
若手エンジニアの支援:日立ソリューションズの若手システムエンジニアが、社会課題を例にとり、企業や仕事との関連について考察できるようサポートします。
2.
対話を重視した進行:多数の学生と対話を重ねることで、参加者にとって取り組みやすいテーマや内容を選びました。これにより、より多様な視点から課題を考えることができました。
3.
身近な課題の自分事化:参加者が関心を持つ「不」を基に、どのように社会課題を自分のものとして捉え、解決に向けたアプローチを考えるかを学びました。
参加学生の反響
このワークショップに参加した学生たちは、プログラムを通じて自分自身の理解を深めたと喜びの声を寄せています。大学2年生の一人は、「困りごとがどのように社会課題に結びつくのか分かりやすかった」と話し、さらに大学3年生は「民間企業だからこそ考えられる解決案に気付けて興味深かった」との感想を述べました。
また、参加者は社会課題の複雑さも実感しつつ、自己分析を進める重要性を認識することができました。
「POP UP CAMPUS 2024」とは
「POP UP CAMPUS 2024」は株式会社CourseVALUが主催し、学生が企業について深く理解できるよう意図された企画体験型ワークショップです。従来の合同説明会とは異なり、オープンキャンパス形式で進行され、参加企業に基づいたワークショップを体験することで、学生たちは自らの将来についての考えを深めていきます。
このように、Workshopのコンセプトは「職業体験」であり、学生が主体となって企業や業務内容の魅力をどのように伝えるかを模索する場となっています。参加者全員が創造的に手を動かし、頭を働かせることで、より実践的な学びが得られます。
日立ソリューションズの取り組み
日立ソリューションズは、持続可能な社会を実現するために、「SX(サステナビリティ推進)」を意識した事業運営を掲げています。その一環として、社会課題解決のための事業創出や学生との連携を進めています。2024年度の長期計画においても、新たな価値を創出していくことに力を入れており、社会全体の変革に寄与していきます。
このように、日立ソリューションズの取り組みは、学生たちだけでなく、広く地域社会と連携しながら、未来を見据えた活動を展開しています。
このワークショップは、社会に対する意識を高め、自己の可能性を探索する貴重な機会となりました。今後も日立ソリューションズは、大学生との連携を深めてもらい、未来のリーダーたちを育成していく方針です。参加した学生と共に、より良い社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。