バレンタインの変化
2025-01-27 12:37:24

2025年バレンタイン調査:家族や自分に贈る時代の到来

2025年のバレンタインデーに向けて、株式会社ロッテが実施した意識調査から、私たちのバレンタインに対する考え方が年々変化していることが明らかになりました。今年のバレンタインに誰かへチョコを渡したいと思っている女性500名を対象にしたこの調査では、バレンタインデーの役割や贈る相手について新たな傾向が浮かび上がっています。

調査結果によると、バレンタインはもはや「好きな相手に愛を告げる日」ではなく、感謝の気持ちやチョコレートそのものを楽しむ日としての重要性が増しています。「感謝の気持ちを伝える日」として76.2%、さらに「チョコを楽しむ日」としての意識が気づかぬうちに強くなっていることを示しています。一方で、「好きな相手へのチョコ」はわずか5%ということで、過去数年でこの比率が低下している様子も伺えます。

特に注目すべき点は、贈る相手の傾向です。今回は61%以上が「家族」を選び、約40%が「配偶者・パートナー」、さらに35%以上は「友人」と答えました。一方、「恋愛関係の相手」は僅か5%と、かつてのようなロマンティックな贈り物のイメージが影を潜めています。昨今の「ご褒美チョコ」文化は多くの女性に受け入れられ、約3人に1人が自分に贈るチョコレートとして「ご褒美チョコ」を選んでいます。特に10代ではその割合が45%に達し、自分を大切にする文化が育っていることが伺えます。

また、世代による選択の違いも明確です。20代以下では「手作り派」が約6割と力強い支援を得ているのに対し、40代以上では「購入派」が約9割。若い世代は友人に手作りチョコを贈る「友チョコ文化」が根強く続いていて、アフターコロナの社会においてもその傾向が色濃く残っています。過去の調査でも、若年層の間で手作りの方が気持ちがこもるといった意見が強いことが継承されています。

さらに、バレンタインにおけるチョコレートの選び方についても調査しました。特に「ミルクチョコレート」が圧倒的な支持を受けており、70.6%の回答者が感謝の気持ちを伝える際に選びたいと回答しました。その理由には、「甘さが好きだから」、「親しみやすさがあるから」、「苦手な人が少ないから」などが挙げられ、ミルクチョコレートは多くの人にとって安心感のある選択肢となっているようです。

今回の調査によって、バレンタインデーは好きな人への告白日から、感謝の気持ちを伝える日、自己愛を高める日へと変化していることが示されました。これからのバレンタインは、愛を告白するだけでなく、身近な人や自分自身に感謝を込めたチョコをお互いに贈り合う、そんな新しいスタイルを楽しんでいければと思います。様々なプレゼント文化が進化する中、あなたのバレンタインの過ごし方もぜひ教えてください。


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