共立製薬の新しい研究開発棟が誕生
共立製薬株式会社が、研究開発の拠点として茨城県つくば市に新しい研究棟を設立しました。この新施設は、2025年11月に竣工し、2026年2月からの稼働を予定しています。この新たな研究棟は、自社開発や製造の確立に向けた機能拡張と環境整備を目的としています。
新研究棟誕生の背景
製品の自社開発を強化するためには、研究機器の充実と人材の強化が不可欠です。これまで、共立製薬の研究開発関連の建物は、敷地内に点在しており、十分な環境とは言い難い状況でした。そこで、新たに整備される研究棟では、機能を一元化し、革新的な製品開発をサポートするための環境が整備されます。さらに、国内外の防疫対策の変化にも柔軟に対応できるよう、バイオセキュリティの強化も図られています。
研究棟の特徴
この新しい研究棟の設計には、以下の3つのポイントが挙げられます。
1. 多様な試験に対応可能な空間設計
試験のニーズに応じた専用区画を設けることで、複数の試験を同時に行うことができるよう配慮されています。一部の試験室は、用途が変わる可能性を考慮した柔軟な設計がなされており、さらには設備の共用化によって施設全体の効率を最大化するよう努められています。
2. 周辺環境に配慮した施設
新研究棟は、近隣住民への影響を最小限に抑えるため、騒音や臭い対策を徹底した建物構造と設備を採用しています。地域住民が安心できる環境を整備している点が大きな魅力の一つです。
3. 連携を促進する開放的な空間
各部門の情報共有やコミュニケーションを強化するために、開放的な事務室スペースが確保されています。これにより、研究開発の効率が向上し、将来的な変化にも柔軟に対応することが可能です。
新研究棟の概要
- - 所在地: 茨城県つくば市高見原2-10-71(共立製薬 つくば拠点内)
- - 建築面積: 1891.68㎡
- - 延床面積: 5319.44㎡
- - 構造/規模: 鉄筋コンクリート造 / 地上3階地下1階
- - 施設用途: 事務所、各種動物飼育室、各種実験室、焼却炉、排水処理
- - 着工: 2024年5月
- - 完成予定: 2025年11月
共立製薬株式会社について
共立製薬は、1955年に設立された企業で、「動物と人の進む道を創る」というミッションのもと、動物医療分野でのリーダーシップを確立しています。犬や猫用の医薬品、また畜水産動物用医薬品の開発、製造、販売に力を注いでおり、国内外で高い評価を得ています。
- - 企業名称: 共立製薬株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 髙居隆章
- - 設立: 1955年5月
- - 資本金: 5,500万円
- - 従業員数: 728人(2025年5月末時点)
- - 事業内容: 動物用医薬品の開発・製造・販売・輸出入
- - 公式URL: 共立製薬ホームページ