TXOne Networksが中小企業向けUSB型マルウェアスキャンを開始！

中小企業の強い味方、TXOne Portable Inspector Lite Editionの登場

サイバーセキュリティは、現代のビジネスにおいて欠かせない要素ですが、特に中堅・中小企業においてはその対策が後回しになりがちです。TXOne Networks Japan合同会社は、2025年3月12日より、USBメモリ型のマルウェアスキャンツール『TXOne Portable Inspector Lite Edition』を提供することを発表しました。この製品は、特にスタンドアロン端末やオフライン環境でのセキュリティ対策を簡単に実現できることを目的としています。

中小企業のセキュリティ課題に応える

近年、サイバーセキュリティ人材の不足は深刻です。多くの企業が専門的な知識を持たないまま業務を行っている中、特にソフトウェアのインストールが制限された古いOSや制御機器の環境では、効果的な対策が難しいのが現状です。TXOne Portable Inspector Liteは、こうした課題に立ち向かうため開発されたエントリーモデル。このツールは特に、ソフトウェアをインストールすることなく、簡単な操作でマルウェアのスキャンが可能となっています。

主要な特長と機能

高度なスキャン機能と優れたパフォーマンス

Portable Inspector Liteは、上位モデルと同等のスキャン機能を搭載しており、WindowsやLinuxのレガシーOSに対応しています。これにより、リソースが限られた環境でも高いパフォーマンスを発揮します。

効率的な運用管理

付属の管理プログラムにより、複数のPortable Inspectorを一括管理することが可能です。スキャン設定、パターンファイルの更新、ログ管理を簡単に行うことができ、業務負担の軽減に寄与します。

レスキューディスクとPDFレポート

OS起動前にスキャン可能なレスキューディスクも内蔵しており、またスキャン結果をPDF形式で出力することができるため、エビデンスとしての活用もできます。これにより、スキャン結果の報告もスムーズに行えます。

上位モデルへのスムーズなアップグレード

ライセンス更新時には、Portable Inspector Standard Editionへのアップグレードが可能です。これにより、さらに高度な管理コンソール「ElementOne」を利用することができ、脆弱性やアプリケーション、資産を可視化・管理することができます。

TXOne Networksの目指すもの

TXOne Networksの代表執行役員社長、近藤禎夫氏は、「限られたリソースでも実効性のあるサイバーセキュリティ対策が求められる中、Portable Inspector Liteは専門知識がなくても導入・運用が容易なソリューションとしてお客様の課題に応えます」と述べています。この製品は、中堅・中小企業が安心してビジネスを展開できる環境を提供することを目指しています。