HAKOBUNEがスタートアップ支援のためサイトリニューアルと新データベース設立
独立系ベンチャーキャピタルのHAKOBUNE(本社:東京都中央区)は、2025年10月14日にコーポレートウェブサイトを全面リニューアルしました。同時に、スタートアップ向けのデータベースポータルを新たに設け、起業家コミュニティへの情報提供を強化しています。さらに、2023年1月から2025年9月までの投資家情報をまとめた「国内スタートアップ投資家リスト2025年10月版」も公開されました。
リニューアルの背景と目的
日本のスタートアップエコシステムは急成長を遂げていますが、創業者が必要な情報にアクセスすることは依然として難しい状況です。投資家情報や業界のトレンド、支援プログラムなどの情報は分散しており、特に初期段階の起業家にとっては大きな負担となっています。HAKOBUNEはこの課題を解決するために、自社で蓄えた知見とデータをコミュニティ全体に還元する方針を取っています。
3つの重要なポイント
1. コーポレートウェブサイトのリニューアル
HAKOBUNEは、新しいコーポレートサイトを通じて、ビジョンや投資方針、チーム背景、ポートフォリオなどの情報をより効果的に発信しています。スタートアップ企業や協業パートナーとのコミュニケーションを強化するため、全体のデザインと内容を見直しました。
こちらからサイトをご覧いただけます
2. データベースポータルの設立
HAKOBUNEは、従来のコーポレートサイトから独立したデータベースポータルを新設しました。これにより、投資家リストやその他の資料が整理され、起業家にとって必要な情報が簡単に入手できるようになります。ポータルは、今後もコンテンツを充実させ続け、専門的なプラットフォームとして機能します。
データベースポータルはここからアクセス可能です
3. 情報更新の最適化体制
サイトの分離により、コーポレート情報とデータベース情報それぞれに特化したユーザーインターフェースを採用しました。データベースポータルでは、定期的に情報を更新し、常に価値ある最新の情報を提供する体制を整えています。
投資家リストの特徴
新たに公開された投資家リストは、2023年1月から2025年9月までの公開情報を基に作成されています。リストは11シートに構成されており、各ラウンドごとに投資家情報を提供しています。この情報は誰でも自由にダウンロードでき、アプローチリストとして活用できます。
リスト公開ページも設けられており、投資家情報を手軽に確認できます。
HAKOBUNEについて
HAKOBUNEは「時代の象徴を創る“変化“へ投資する」をコンセプトに掲げ、規範にとらわれることなく新たな価値を生み出そうとする起業家を支援してきました。これまでに20社以上のプレシード期・シード期の企業に投資し、さらにインキュベーションプログラムやコミュニティの構築、勉強会などの活動を通じて、支援内容をさらに充実させていく方針です。
HAKOBUNEの新しい取り組みは、スタートアップ支援の未来を照らす一歩となるでしょう。