防災交流プログラム
2026-02-05 12:44:51

東京科学大学とタイ学生が共に学んだ防災交流プログラムの意義とは

防災交流プログラム開催の背景



2026年1月7日、日本での防災をテーマにした国際交流プログラムが開催されました。このプログラムでは、日本の東京科学大学とタイのチュラーロンコーン大学の学生たちが集まり、尾西食品株式会社の協力のもと、様々な活動を通じて防災について学び合いました。

オープニング



最初のセッションでは、尾西食品株式会社の経営企画部担当部長、雜部譲氏が企業の歴史と理念を紹介しました。「おいしさと笑顔をストックする」というスローガンのもと、尾西食品は防災食を国内外に提供してきました。その中でも、特にアルファ米と呼ばれる長期保存可能な食材が取り上げられました。この技術により、調理済みの米が水やお湯を加えるだけで食べられるようになり、加えて約5年間の保存が可能です。これにより、非常時でも安心して食べられる選択肢を提供しています。

英語プレゼンテーション



続いて、次世代の防災リーダーとして選ばれた中高生たちがそれぞれの研究テーマについて英語でプレゼンテーションを行いました。最優秀賞を受賞した杉本紗希さんは、防災バッグの薬の備蓄に関する調査結果を発表し、アレルギーに関する認知の必要性を訴えました。さらに優秀賞の小川航さんは、災害時におけるスマートフォンの役割について議論をしました。特に、スマートフォンが連絡手段としてどれだけ重要なのかを指摘し、使用制限やバッテリー切れのリスクについて考察しました。中高生たちは専門的な知識を持ち寄り、お互いに活発な質疑応答を行う姿が見られました。

非常食の調理体験



プログラムの後半では、参加者が実際にアルファ米を調理し、試食することで多文化対応の食文化を体験しました。日本の五目ごはんやアレルギー対応のパエリア、ハラール認証を受けたビリヤニが用意され、参加した学生たちはこれらの食材の味や調理の簡便さに驚いていました。特にタイの学生からは「このビリヤニは私たちの普段口にする味に近く、親しみやすい」と好評でした。また、タイでは災害が比較的少ないため、防災食に対する意識が低いことが指摘されましたが、気候変動による災害リスクの高まりから、備蓄の重要性についても考えるきっかけとなりました。

国際的なディスカッション



ディスカッションでは、日本とタイの防災文化の違いについて話し合いました。両国の災害の頻度や種類、また防災教育の取り組みなど、異なる文化的背景を踏まえた意見交換が行われました。特に学校での防災訓練や家庭での備蓄の重要性など、学び合うことでお互いの理解が深まったようです。学生たちが異なる視点を持ち寄り、対話を通じて新たな視野を得られる大切な機会となりました。

尾西食品と東京大学の果たす役割



このプログラムは、尾西食品と東京大学が共同で実施する中高生向けの防災研究プログラムの一環として行われています。今後日本を訪れる外国人や日本に住む外国人を増やしていく中で、異なる文化や背景を持つ人々に向けて「安心して食べられる食品」を提供することの重要性が再認識されました。参加した学生たちの意見は、今後の製品開発に役立てられる貴重なフィードバックとなることでしょう。防災に関する知見を共有しながら、国際的な理解を深めるこのような交流が今後も続くことを期待しています。


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