職業観を育む職業体験プログラムを開催
2025年10月15日から17日、島根県雲南市の「ドーミーインEXPRESS出雲の國 雲南」で、同ホテルが主催する中高生向けの職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」が実施されます。このプログラムは、ホテル業界に興味のある学生たちが業務を体験し、働くことの魅力や難しさを実感するためのものです。
プログラムの内容
低学年からの中高生を対象にしたこの職業体験は、「仕事をする上で必要な姿勢やスキルを学び、将来の進路についてじっくり考えるきっかけを提供する」という目的のもと開催されます。プログラムの一環として、参加者はフロント業務や接客、客室清掃、大浴場の準備、レストランでの試食体験などを行います。また、自らのアイデアを使った新商品の開発にも挑戦する機会があります。
実施時間は初日は10時から15時、2日目は9時30分から15時までです。プログラムに参加する生徒たちは、業務の裏側を学ぶことで、地域の人々との接点を持ちながら「職業観」や「地域への愛着」を育みます。
地域との連携
島根県立三刀屋高等学校の担当者は、この職業体験が生徒たちに主体的な学びの場を提供し、自己理解を深める貴重な機会になると述べています。特に自校でのインターンシップは、自分の進路を考える大切なきっかけとなり、一部の生徒は卒業後にインターン先企業へ就職する例もあるほどです。生徒たちがプログラムを通じて「やりきった」と感じる経験を積むことを期待しています。
ドーミーインの役割
「ドーミーインEXPRESS出雲の國 雲南」の支配人は、今回のプログラムが地域への貢献に結びついていることを強調しています。今年オープンしたばかりのホテルであり、多くの来訪者を迎え入れる中で、ホテル業務体験が参加者にとって価値あるものになるよう全力でサポートする意向を述べています。接客の大切さや機器のメンテナンスについて学ぶことで、生徒たちのコミュニケーション能力の向上にもつなげていきたいとのことです。
未来に向けた取り組み
現在の社会では、働くことの意味や意義を見つけるためのキャリア教育が不可欠と言われています。また、地域共生の大切さも強調されています。ドーミーインは、プログラムを通じて子どもたちに「人を思いやる心」や「働く喜び」を実感してもらい、地域への愛着を育てることにつながると信じています。
ドーミーインと共立メンテナンス
ドーミーインを運営する株式会社共立メンテナンスは、1979年に設立され、寮事業、ビジネスホテル、リゾートホテルを展開しています。「快適に、シンプルに、住むホテル」というコンセプトをもとに全国に98棟の施設を持ち、地域に根ざしたサービスを提供しています。
このような取り組みを通じて、未来の人材を育成することは、地域社会にとっても重要なことです。ぜひ「DOMINISTA CHALLENGE」に参加して、次世代のホスピタリティを実感してみてはいかがでしょうか。