不動産業を革新する「プロポクラウド 媒介契約管理」
イタンジ株式会社のグループ企業である株式会社Housmart(ハウスマート)は、2025年3月上旬から不動産売買仲介会社向けの新たなサービス「PropoCloud(プロポクラウド) 媒介契約管理」を提供します。このシステムは、仲介会社がWeb上で物件の販売状況を管理できるもので、売主とのコミュニケーションを円滑にし、情報共有を促進します。これにより、双方のやり取りにかかる時間やコストを大幅に削減することが可能となります。
背景とサービスの概要
仲介会社は宅地建物取引業法に基づき、定期的に売主に業務報告を行う義務がありますが、報告の準備には多くの時間と労力がかかります。しかし、必要最低限の情報だけを提供すると、売主の不満が募ることがあります。このような課題を解決することを目的に、プロポクラウドの導入が発表されました。
この新機能により、仲介会社は販売活動の反響数や状況をリアルタイムで管理でき、媒介契約が結ばれた売主も自らの物件の販売状況を簡単に確認できます。加えて、プロポクラウドは独自に保有している物件データベースを活用し、売主が近隣や同じマンション内の類似物件の情報を得やすくすることで、より納得感のある価格設定を実現します。
さらに、プロポクラウドは追客支援システムと連携しており、売主情報や売却希望物件の情報が自動でシステムに反映されます。この機能により、効率的な営業活動が可能になります。
2024年7月にはオークラヤ住宅株式会社がファーストユーザーとしてこのシステムを導入し、その後2025年3月からは他の企業への展開が予定されています。
オークラヤ住宅の声
オークラヤ住宅株式会社は、販売状況の報告プロセスにおいて時間を浪費しているという課題を抱えていましたが、「プロポクラウド」を導入することで業務がどれほど効率化されたのかを詳しく語っています。システムによって周辺類似物件情報や反響数を自動で集約し、営業は顧客向けの提案に集中することができたとのことです。この結果、営業活動の生産性が向上し、顧客の満足度も向上しました。
本サービスへの問い合わせ
不動産会社の方々は、プロポクラウドに関する詳細な情報を公式サイトで確認し、導入の検討が可能です。具体的な業務支援サービスがどのように活用できるのかは、以下のURLからアクセスできます:
ハウスマートについて
ハウスマートは、不動産業界に革新をもたらすための営業支援システムを提供している企業です。社名は「Housmart」で、業界のデジタルトランスフォーメーションを進める一環として、営業効率を高めるための新しいサービスを展開しています。公式サイトでは、さらに詳細な情報やサービス案内が行われています。
この新たな技術的進展は、仲介会社のみならず、売主にとっても新しい不動産売却のスタート地点となることでしょう。「プロポクラウド 媒介契約管理」は、その名の通り、媒介契約に関する新しい管理の形を提示し、業界の未来を明るくするサービスとして期待されています。