CoboPalの進化
2024-12-17 13:33:16

人協働ロボットCoboPalの新機能で生産性向上を実現する未来

人協働ロボットCoboPalの新たな進化



株式会社FAMSが開発した人協働ロボットパレタイザ「CoboPal2」は、このほど新機能「CoboPal+PLUS」を発表しました。この新しいアプリケーション機能は、多様なニーズに応えることで、製造現場の生産性向上に寄与すると期待されています。

CoboPalとは?



CoboPalは、安川電機グループが提供する省人化を実現するパレタイズシステムであり、2021年に初めてリリースされました。以来、100台以上の導入実績を誇り、多くの企業がその利便性を実感しています。このロボットは、重い荷物を自動的にパレタイズするため、オペレーターは重労働から解放され、技術の向上に専念することができます。これにより、製造プロセスの効率化が図られています。

新機能「CoboPal+PLUS」



新たに追加された「CoboPal+PLUS」は、顧客からの要望を反映したアプリケーション機能です。以下の三つの主要機能が含まれています。

1. DX機能
デジタル化を推進するための機能で、従来のパレタイジングをよりスマートにすることを目指しています。情報の可視化やデータの一元管理を実現し、運用コストの削減を図ります。

2. 自動搬送機能
ロボットが荷物を搬送する過程を自動化することで、作業の手間を省きます。これにより、ライン全体の作業効率が向上し、ダウンタイムの削減にも寄与します。

3. Onハンド機能
オペレーターが直接関与することなく、ロボットが判断して荷物を操作できる機能を搭載します。これにより、作業者の負担が軽減されるだけでなく、精度も向上します。

これらの機能は オプションとして追加可能で、顧客の特定のニーズに応じてカスタマイズできる点が魅力的です。

CoboPal2の多様なラインナップ



CoboPal2は、さまざまな用途に応じて5モデルを展開しています。各モデルはパレタイズに必要な機能が備わっており、選定や仕様を決定する際にも容易です。また、「CoboPal+PLUS」を追加することで、特定の業務に最適化されたカスタマイズも可能となります。これにより、顧客は自社の生産プロセスにマッチしたソリューションを手に入れることができます。

新たなユーザーインターフェースの登場



さらに、CoboPalには新たに「Touch-T」機能が導入されました。これにより、大画面のタッチパネルを介して、簡単に品種登録が行えるようになります。これまでロボット操作に不安があったオペレーターでも、直感的に操作できる設計となっており、導入のハードルが大幅に下がります。

今後の展望



CoboPalの新製品は、2024年12月から販売が開始され、2025年5月からは納入が始まる予定です。FAMSの開発チームは、顧客の要望に応じてさらなる機能追加と改良を行うことで、製造業における生産性の向上を目指しています。

今後もCoboPalがどのように進化していくのか、その展開から目が離せません。特に、業務の自動化や省人化を実現したい企業にとって、CoboPalは選択肢の一つとして注目されています。生産現場におけるロボティクスの進化を、ぜひ体験してみてください。


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