新たなリファレンスチェック機能「サンクスギフト」が登場、企業と候補者の負担軽減へ
株式会社HERPは、採用候補者に協力したリファレンスチェックの回答者に対して、謝礼を送ることができる新機能「サンクスギフト」を正式に提供し始めました。この機能は、企業が採用活動の中で重要視されているリファレンスチェックから、大きな成果を得るために設計されています。
リファレンスチェックの重要性と課題
近年、企業は採用候補者への理解を深めるためにリファレンスチェックを積極的に活用しています。この手法は、候補者をよく知る第三者からの評価を参照できるため、非常に有効です。しかし、リファレンスチェックを実施することで、候補者や回答者に大きな負担がかかることが少なくありません。
HERPが行った調査によると、リファレンスチェックが候補者の企業に対する志望度を下げる要因の一つとして、「回答者に協力してもらうことが心苦しい」という理由が挙がっています。実際、約40%の候補者が、リファレンスチェックをお願いすることへの負担から、回答者に個人的に謝礼を送るという行動をとっています。
このような背景のもと、HERPは「サンクスギフト」機能を開発しました。これにより、回答者への感謝の気持ちを会社から直接伝えることができ、リファレンスチェックの協力を得やすくなることを目指しています。
「サンクスギフト」機能の詳細
この機能は、リファレンスチェックの回答者が協力した後、ギフトコードを受け取ることができる仕組みです。具体的には、リファレンスチェックに関する案内ページで、「サンクスギフトをお渡しします」という企業からのメッセージが表示され、回答が完了すると、謝礼のギフトコードがメールで送られます。このように、事前にギフトがあることが伝えられることで、回答者の意向を低下させるリスクを軽減します。
テスト段階では、すでに1000件以上のギフト送信を達成しており、その効果が実証されています。加えて、回答者が早く回答する傾向や質の高い情報を提供する意欲が高まることが示されています。
先行ユーザーの声
リファレンスチェックを実施した企業の中には、すぐにこの新機能に注目し、社内での導入を決定した例もあります。株式会社カンムのHRBPである勝股 修平氏は、「お礼がある追加要素を伝えることで、従業員の意向低下リスクが減ることを期待しています」とコメントしています。
HERP Trustについて
オンライン完結型のリファレンスチェックツールである『HERP Trust』は、候補者や回答者が気持ちよく協力できる環境を提供し、迅速で精度の高い評価を行います。新機能の「サンクスギフト」を含め、独自の機能が搭載されており、候補者のスキルや人物像を短期間で効果的に取得することを可能にします。この取り組みによって、採用ミスマッチを低減し、企業が求める適切な人材の確保に貢献しています。
事業内容や詳細については、【HERPの公式ウェブサイト】(https://www.herptrust.cloud/)をご覧ください。
株式会社HERPについて
- - 所在地: 東京都品川区西五反田一丁目2番10号 CIRCLES五反田3階
- - 代表者: 代表取締役庄田一郎
- - 設立: 2017年3月24日
- - 事業内容: 採用管理システム『HERP Hire』の開発・提供、タレントプールシステム『HERP Nurture』の提供など。
- - 詳細: HERP公式サイト
今回の「サンクスギフト」機能の導入により、リファレンスチェックを通じて、企業・候補者・回答者の三者がそれぞれにメリットを享受できる環境が整いつつあります。今後が非常に楽しみな展望が開かれていると言えるでしょう。