音楽家の課題
2025-10-14 11:32:32

音楽界の重要課題に迫る特別対談:RADWIMPS山口氏と慶應藤井教授

山口智史氏と藤井進也准教授の特別対談



2025年10月12日、洗足学園音楽大学にて開かれた特別対談イベントには、RADWIMPSのドラマー山口智史氏と慶應義塾大学の藤井進也准教授が登壇しました。この対談は、洗足学園フェスティバル2025の一環として行われ、「ミュージシャンズ・ジストニアを科学し、未知なる音楽表現へ」というテーマで進行されました。

ミュージシャンズ・ジストニアとは



近年、音楽家にとって深刻な影響を及ぼす神経疾患、ミュージシャンズ・ジストニアが話題となっています。この病は演奏者の技術に障害をもたらすもので、多くのアーティストが苦しむ原因となっています。今回の対談では、山口氏自身の体験談を交えながら、藤井氏の研究背景についても深く掘り下げました。

特別共演と技術の実演



イベントでは、両氏が共同開発した革新的なシステム「声でドラムを奏でる」システム〈VXD〉の実演も行われました。この技術は、音楽と身体の関係を新しい視点から探求するもので、今後の音楽表現に大きな影響を与えることが期待されています。また、山口氏は在学時の恩師である松山修講師との特別共演も行い、会場は大きな拍手に包まれました。

満員の熱気



対談イベントには多くの観客が詰めかけ、山口氏のファンや慶應義塾大学の関係者、さらには洗足学園フェスティバルの来場者も参加し盛況に開催されました。来場者たちは、山口氏と藤井氏の貴重な対話を熱心に聴き入っていました。山口氏からは、「支えてくれた方々との出会いに恵まれ、母校で演奏できたことに感謝しています」との言葉があり、藤井准教授からは「音楽は楽しむもの。自分の感情を大切にしてほしい」とのメッセージが送られました。

音楽と研究の今後



洗足学園音楽大学では、専門家を招いた講演やプログラムを通じて、今後も実践的で刺激的な学びを提供していく方針です。音楽家としてのキャリアを継続することに力を入れる一方で、山口氏は農業や研究など多領域にわたる活動を通じ、新しい音楽表現の道を模索しています。彼は、2024年には自身の声を用いて約9年ぶりにステージ復帰を果たし、2025年には初のソロツアーを開催する予定です。

今後、音楽業界がこのような課題に取り組むことで、新たな可能性が開かれることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 洗足学園音楽大学 山口智史 藤井進也

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。