AIシフト研究所の誕生
本格的にAIがビジネスに浸透している今日、アメリス株式会社は新たなテーマに挑むべく「AIシフト研究所」を設立しました。東京都千代田区に本社を置くアメリスは、業務フローやビジネスモデルの根本的な再設計を目指し、AIを基盤にした新しい時代のビジネス戦略を模索しています。この研究所の所長には、最前線でAI開発を行ってきた秋穂正斗氏が選ばれ、彼の専門的知識を活かした取り組みが期待されています。
AIシフトの必要性
企業の多くでAIの導入が進んでいる一方、実際の活用は従来の業務の一部を代替する程度にとどまるケースが多く見受けられます。アメリスが提唱する「AIシフト」は、単なるツール導入を超え、AIをビジネスの基盤として認識し、業務フローや組織構造全体を見直すことを意味します。この新しいアプローチにより、AIはもはや補助的なツールではなく、企業の業務を共創する重要なパートナーとしての役割を果たすことができると考えられています。
研究所の具体的な活動内容
「AIシフト研究所」では、以下の3つの活動に取り組んでいきます。
1.
社内実践のモデル化: 自社の業務プロセスを徹底的に見直し、成功事例をもとにフレームワークを整備。
2.
知見の共有: 様々な業界やビジネスシーンでの業務再設計に関するコンサルティングや共同研究を推進。
3.
次世代ワークフローの定義: 人間とAIエージェントが効果的に協力するための組織設計について研究します。
所長の秋穂正斗氏について
所長を務める秋穂正斗氏は、AIエンジニアとして数々の実績を持つビジネスAIデザイナーです。彼はAIや大規模言語モデルのアーキテクチャを開発し、ビジネスへの実装を通じて様々なイノベーションを促進してきました。経歴には、経産省福岡未踏に採択され、世界初のAI可視化システムを開発したことや、全国セキュリティ人材のトップ40名に選出された実績があります。彼は、アメリスの持つ知見とデータを活用し、企業において革新的なAIシフトを推進する意気込みを語っています。
アメリス株式会社の概要
アメリス株式会社は2014年に設立され、業務の整理と改革を専門とするコンサルティング会社です。同社は「業務ENGINEクラウド」という独自のアプリケーションを用いて、業務の可視化や構造化を行い、一貫したコンサルティングサポートを提供します。これにより、業務上の課題解決や社内の人材育成も実現し、クライアント企業の成長を支援しています。
まとめ
「AIシフト研究所」の設立は、アメリス株式会社がAIを活用した新たなビジネスフレームワークを確立しようとする意欲の現れです。今後、どのような成果が期待できるのか、注目が集まります。AIがもたらす新たなビジネスモデルは、業界全体に変革をもたらす可能性を秘めているのです。これからの動向に目が離せません。