子どもたちが楽しむ!キッズおそうじチャレンジ体験レポート
HITOWAグループのHITOWAキッズライフ株式会社は、子どもたちの成長を支援する「キッズおそうじチャレンジ」を2024年度も実施することが決定しました。この取り組みは2017年にスタートしたもので、子どもたちが生活環境を整えることの大切さを学んでいくための活動です。東京都内の保育園20園で展開され、掃除を通じて子どもたちの社会性や意欲が育まれていきます。
目的と活動の全体像
「キッズおそうじチャレンジ」は、保育園での掃除と整理整頓、環境整備を一つの活動としてまとめたものです。園児と保育者が協力して、日常的に掃除や整理整頓に取り組み、整った環境が心地よい影響を与えることを目指します。具体的な活動内容としては、以下のような場面が挙げられます。
- ミニほうきとちりとりを使った靴箱の掃除
- お散歩の際のゴミ拾い
- 保育室の棚の整理整頓
- ロッカー内の衣類を畳む
- おもちゃ棚を整理整頓
- 園に入る前に靴の状態を整える
これらの活動は年齢に応じて目指す姿が設定されており、子どもたちは自らの力で環境を良くすることを学びます。例えば、0~1歳の子どもたちには保育者が掃除の動作を声に出して語りかけ、2~3歳児には自分たちの手の届く範囲の掃除を促し、4~5歳児にはより広い範囲での掃除を意識して取り組むよう指導されています。
コラボイベントの様子
今年10月には「おそうじ本舗」とのコラボイベントが実施され、参加した園児たちは特別プログラムに興奮を隠せませんでした。イベント当日は「おそうじ本舗」のスタッフが登場し、自らを「掃除のプロ」と紹介するシーンから始まりました。園児たちは、紙芝居を通じて掃除についての質問に元気に答えたり、ゴミ拾いの方法を学んでいる姿が見受けられました。
特に公園でのゴミ拾いでは、トングを手にした子どもたちが楽しそうに走り回り、さまざまなごみを集めていました。「ごみは取り放題なの?」との質問に笑顔で答えながら、燃やすごみと燃やさないごみを分けることにもチャレンジしました。参加者同士のコミュニケーションも活発で、作業を楽しみながら社会性を育む良い機会となりました。
ミーティングでの振り返り
活動後は保育園に戻り、参加した園児たちと「おそうじ本舗」のスタッフとのミーティングが行われました。「どんなごみを拾ったの?」という質問に元気に回答する子どもたちの姿は印象的でした。また、最後には「これからも保育園や家でおそうじができるかな?」と問いかけると、園児たちは自信たっぷりに「できるー!」と答え、意欲的な表情を見せていました。
このように、キッズおそうじチャレンジは単なる掃除の実践にとどまらず、子どもたちが自分たちの行動を通じて学ぶ貴重な体験になっています。来年度も「おそうじ本舗」との連携によるイベントが予定されており、今後のさらなる活動に期待が寄せられます。
HITOWAキッズライフ株式会社の概要
HITOWAキッズライフは、東京都港区に本社を置き、112の保育施設を運営する企業です。事業理念として「つながり保育」を掲げ、子ども、保護者、地域が共に助け合いながら成長を目指しています。今後も地域の子育て支援に寄与していく姿勢が伺えます。