第16回創作漢字コンテスト、受賞作品を紹介
「100年後まで残る漢字を作ってみませんか」というテーマで募集された「第16回創作漢字コンテスト」。このコンテストは、産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が主催し、今年はなんと2万1856点の応募がありました。厳正なる審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、川崎市の藤本周司さん(55歳)の「くまにちゅうい」と、福岡市の畠中逞真さん(14歳)の「わんおぺ」という2作品です。
最優秀賞「くまにちゅうい」
藤本さんが作り出した「くまにちゅうい」の背景には、自然環境の変化が影響しています。彼のコメントによれば、「山の食物不足のためか、クマによる痛ましい事件が多く、素直に形にしました。皆さまご注意ください」とのこと。彼は、今回が初めての応募で受賞を果たし、大変光栄に思っていると述べています。
この作品は、クマが生活する山の食物不足に対する警鐘を鳴らすものであり、漢字一字で表すことの意義を感じさせるものです。
最優秀賞「わんおぺ」
一方、畠中さんが考案した「わんおぺ」は、母親への深い愛情を反映した作品に仕上がっています。彼は、「この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただき、ありがとうございます。日々、家族のために一生懸命な『母』の姿を漢字一字で表しました」とコメントしています。この作品は、家族を支える母の姿を称え、今の時代における家族の絆を象徴しています。
賞の詳細と部門別受賞
このコンテストは、対象年齢に応じて社会人・大学生、高校生、小・中学生の3つの部門に分かれて審査が行われました。最優秀賞の他にも、富国生命優秀賞(社会人・大学生対象)1点、Z会優秀賞(高校生対象)1点、同(小・中学生対象)3点、富国生命・審査委員長特別賞(全応募者対象)4点、成語・成句特別賞2点が選出され、合計で13点の入賞が決定しました。なお、佳作と学校賞は該当者なしです。
主催と協賛
このコンテストは、産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が主催しており、特別協賛として富国生命保険が名を連ねています。これからの時代においても、漢字の魅力を再発見することが求められています。
お知らせ
興味を持たれた方は、「創作漢字コンテスト」事務局までお問い合わせください。メールアドレスは
[email protected] です。今後も新しい漢字が生まれることを期待しています。