PR TIMES、重複上場申請
2025-06-13 16:35:56

株式会社PR TIMES、名古屋証券取引所プレミア市場へ重複上場申請を決議

名古屋証券取引所プレミア市場への上場申請



株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己)は、本日開催された取締役会において、名古屋証券取引所プレミア市場への上場申請を決定したことをお知らせします。

重複上場の目的



当社は、"行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ"というミッションを掲げています。このミッションのもと、ポジティブな情報を発信することで、個人を勇気づけ、前向きな社会の実現に挑戦してきました。中核事業であるプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、利用企業数が10万社を超え、社会的な情報インフラとしての地位を確立しています。

さらに、当社グループには、SaaS型ビジネス向けツールの「Jooto」や「Tayori」、スタートアップメディア事業を行う株式会社THE BRIDGE、システム開発事業の株式会社グルコース、そしてSNSマーケティング支援の株式会社NAVICUSなど、多様な事業を展開しています。これらを通じて、持続可能な成長と業績向上に取り組んでいます。

また、IR活動の強化により、投資家や株主の皆さまに当社の事業や成長への取り組みを知っていただくことを目指しています。名古屋証券取引所へ上場することで、特に東海地域の個人投資家との接点を増やし、より多くの方々に理解を深めてもらう機会を提供していきたいと考えています。

上場維持基準への取り組み



当社は、2025年2月28日時点での東証プライム市場の上場維持基準への適合状況が、流通株式時価総額に関して基準未達であることを認識しています。そのため、2026年2月末までの改善計画を進めており、本発表時点で流通株式時価総額が基準を満たしていることを確認しています。名証プレミア市場へも上場することで、株主と投資家がリーズナブルに投資対象として評価できる環境を提供できると考えています。

今後も、当社は2026年2月期の業績予想として、売上高92億5百万円(前期比15.0%増)、EBITDA34億42百万円(同58.3%増)、営業利益31億49百万円(同67.7%増)を計画しており、持続可能な事業成長と中長期的な企業価値向上に努めます。

さらに、全国的な利用拡大を目指し、特に大都市圏を中心に投資を続け、2024年10月に設立した関西支社に続き、東海支社の新設を計画しています。地域の企業が自ら情報を発信し、社会とのつながりを強めるPRの力を実感していただくことで、地域社会への貢献も果たしていきたいと考えています。

今後の見通し



名古屋証券取引所による上場申請の可否や時期は現時点では不明であり、上場が確約されたわけではありません。それでも、今回の申請が承認されれば、東京証券取引所プライム市場との重複上場となります。これにより、当社はさらなる成長とともに、多くの投資家の皆さまに対して貢献できると信じています。

PR TIMESの概要



株式会社PR TIMESは、2005年12月に設立され、主にプレスリリース配信サービス「PR TIMES」、ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」、動画PRサービス「PR TIMES TV」などの事業を行っています。企業の広報やPR支援の実施を通じて、広報・PRの知識を届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」や、エディター機能を持つ「PR Editor」など、多岐にわたるサービスを展開し、地域や企業の情報発信を支援しています。今後も、地域社会への貢献と持続的成長を目指して努力していきます。


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