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自動巻取りショルダーベルト『巻き取り君』が話題沸騰！

東京都墨田区の株式会社渡喜商工が開発した自動巻取り式ショルダーベルト『巻き取り君』は、先日Makuakeにてクラウドファンディングを行い、なんと開始18時間で100本の販売予定数量が完売するという驚異的な成果を上げました。このプロジェクトは、最終的に1,534,726円の支援を受け、265本が販売されるという高い達成率1,534%を記録しました。

プロジェクトのスタートと反響

同社は昭和34年に創業、新たな製造法と独自のアイデアで市場ニーズを捉える町工場として知られます。『巻き取り君』の開発に際しては、日々感じていた「ショルダーベルトの垂れ・絡まり・汚れ」といった不便を解消するための取り組みが重要な要素です。約2年をかけて試作や改善を重ね、革新的な巻き取り構造のベルトを完成させました。

初めてのクラウドファンディングでの挑戦ということで、手応えはありつつも市場のニーズを確かめるために行いました。完売の報告を受けた際には、即座に工場と協力し、増産体制に入りました。このスピーディーな対応によって、さらなる支援を受けることができたのです。

代表の思いとコメント

プロジェクトを推進した渡喜商工の代表取締役・渡辺浩行は、「町工場でも、日常の小さな不便を解消する新しい“当たり前”が生み出せることを証明できた」と語ります。長年の製造業の経験と職人気質から生成されたこの製品は、確かな品質を持ちながらも、ユーザーの期待を超えるものであることが証明されました。

「市場には理想的な商品の存在がなかったので、無ければ自分たちで作ろうと思い、長さ調整機構や巻取り構造の試作と改善を繰り返しました。私たちの工夫と努力の結晶が、今回の支援者の皆さんの共感を得たことは、本当に嬉しいことでした」と渡辺氏は語ります。

製品の特徴と用途

『巻き取り君』は、自動的に長さを調整可能で、使わない時は自動で巻き取られるので、持ち運びが非常に便利です。そのため、普段の通勤時や旅行、アウトドアシーンなど様々な状況での利用が想定されています。

• - 通勤時: 改札や座席で“垂れない・絡まない”安心感のあるビジネスバッグとして。
• - 旅行／出張: キャリーケースを固定して、預け荷物の絡まるリスクを軽減。
• - 子育て／アウトドア: ベビーカーやアウトドアチェアの長さを瞬時に調整可能。
• - 意外性: ギターやギターケースでも使えるというユニークな利点があります。

これからの展開

クラウドファンディングが終了した後は、一般販売も予定されています。具体的には、楽天市場やAmazonを通じての販売が計画されており、支援者への発送は2026年1月から順次開始予定です。これからも多くの方に『巻き取り君』の魅力が届けられることを期待しています。

会社概要

株式会社渡喜商工は1966年に千葉県に縫製工場を開設し、現在では革製品の製造や販売を行う町工場となっています。自社企画としての製品開発に注力することで、ユーザーのニーズに応え続ける姿勢を貫いています。一般販売の開始を楽しみに待ちたいですね。

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