2026年に広がる新しい旅行スタイル「ロジタビ」とは?
2026年、旅行者に新たなトレンド「ロジタビ」が登場します。スカイスキャナーによると、このスタイルはデータに基づいた論理的な旅行計画を重視し、感覚的な選択とは一線を画しています。1月15日に開催されたイベントでは、HISの向井喜代孝氏、航空アナリストの鳥海高太朗氏を招き、「日本人が求める旅の“今”と“これから”」をテーマに、旅行者の意識やニーズの変化について議論されました。これにより、旅行業界の新たな風が吹くことが期待されています。
『ロジタビ』の背景
2026年に向けて、日本人旅行者の価値観は多様化の一途をたどっています。物価の高騰や円安の影響で、旅行をしたい気持ちがあっても、費用面で不安を抱える旅行者が増加しています。スカイスキャナーは調査の結果、旅行者の半数以上が費用やデータに基づいて意思決定を行っていると報告しています。このような状況下で新たに生まれた「ロジタビ」は、旅行者が自分に合った旅を計画するための強力なツールとなります。
HISとの共創
スカイスキャナーとHISの戦略的パートナーシップにより、共に旅行業界の新しい市場を創出する取り組みが進められています。向井氏は、検索データに基づいたマーケティングが成功していること、特に旅行需要の可視化が重要であると強調しました。2024年には、検索連動型広告を初めて導入したことが、著しい予約数の向上につながったことにも触れました。これにより、スカイスキャナーは新しい市場を発見し続けているのです。
2025年の振り返り
イベントではまた、2025年の旅行業界の動向が振り返られました。旅行者の80%が「旅行回数を増やす」と回答しており、この数値は2024年に比べて大幅に増加しています。これは、不安定がある中でも旅行への意欲が高まっていることを示しています。また、現地ならではの体験を重視し、快適な移動手段を求める動きが顕著に現れています。特に、インバウンド需要によって早期予約が進んでおり、旅行者の嗜好が大きく変化していることが分かりました。
新たな旅行スタイル「ロジタビ」の拡大
2026年に向けて、現在の旅行者は「どこに行くのか」よりも、「なぜその場所を選ぶのか」を重視しています。この価値観の変化は、旅行者自身のライフスタイルや価値観を表現することに繋がっています。岡田氏は、このような流れは特に「ロジタビ」という新しい旅行スタイルを推し進めている要因であると述べています。旅の選択は、かつての感覚的な判断から、客観的なデータを基にした論理的な判断へと変化してきています。
今後の展望とデジタル活用
今後、スカイスキャナーは、旅行ニーズの多様化に応えるためにAI技術の導入を進めていく方針を示しています。自律的に旅行プランを提案する「エージェント型AI」の開発に加え、特に透明性のある情報提供に注力していくことが求められています。また、旅行の質が問われる中、環境への配慮も重要なテーマとなり、CO₂排出量の少ない選択肢を提示するサービスも強化される予定です。
おトクな旅行計画のヒント
最後のセッションでは、旅行者が賢く楽しむための実践的なヒントが紹介されました。スカイスキャナーからは、月曜日に出発するのが狙い目であること、早期予約の重要性など、データを基にした旅行計画の必要性を強調しました。また、パスポート取得のコスト削減や、旅行計画に役立つ新たな機能の紹介も行われ、旅行者にとってのメリットが説明されました。
今後の旅行業界には、データを駆使して賢く旅を楽しむ「ロジタビ」が広がっていくことが期待されます。この新しい潮流に乗り遅れないよう、旅行者は最新情報にも目を光らせておきたいところです。