ABCクッキングスタジオとカゴメの共同プロジェクト
2024年8月31日の野菜の日を記念して、ABCクッキングスタジオとカゴメ株式会社が「野菜一日これ一本」を用いた食生活改善企画を実施しました。このプログラムには、ABCの生徒100名が参加し、2~4週間にわたり野菜の摂取を促進する取り組みが行われました。
プログラムの概要
本企画は、野菜不足を感じるABCの生徒たちを対象に、カゴメの野菜飲料「野菜一日これ一本(200ml)」を24本提供する形でスタートしました。これにより、参加者は30種類の野菜を350g摂取することができる仕組みとなっています。また、食事写真の撮影とそのSNSへの投稿を通じて、参加者の食事に対する意識向上を図り、推定野菜摂取量を測る「ベジチェック®」も導入されました。
結果と成果
プログラムの実施後、参加者100名の野菜摂取レベルは平均5.68から6.88に改善されました。特に、スコア7以上を達成した人数が19%から40%に増加し、健康的な食事習慣へと変化が見られました。これに対し、60%もの生徒が野菜摂取レベルが5未満である状況から24%に減少したことは、明確な成果といえます。
さらに、アンケートの結果では、72%の生徒が「食生活に変化があった」と回答。具体的には、「野菜ジュースを取り入れたことで、より多くの野菜を食べるようになった」という意見や「緑黄色野菜を意識して摂るようになった」という声が多く寄せられました。このことから、プログラムが参加者の日常生活において実際に役立ったことがわかります。
キャンペーンの背景
この取り組みは、カゴメの「野菜をとろうキャンペーン」の一環として、日々の野菜摂取の意識向上を目的としています。厚生労働省が推奨する1日当たり350gの野菜摂取が現状では難しい中、ABCは料理基礎クラスで「1日に必要な野菜の半分(175g)」が摂取できるメニューを提案しており、偏りのない食事を促進しています。
さらに2023年4月からは「ベジチェック®」が導入され、ABC会員が自らの野菜摂取量を実感する機会を得ることで、より健康的な食生活を送る手助けを進めています。
今後の展望
ABCとカゴメは共同で、今後も野菜摂取の重要性を啓発し、日常生活における野菜摂取の習慣化を目指しています。この活動は、多くの人々に健康的な食生活の普及を促進し、さらなる食生活改善へとつながることでしょう。最後に、今回の取り組みが新たな健康習慣の形成に寄与することを願っています。