SHINING 3Dが新しい3Dスキャナーを発表
高精度なデジタル化技術を追求するSHINING 3Dが、エントリーレベル向けの新型3Dスキャナー「EINSTAR Rockit」と「EINSTAR 2」を同時に発表しました。これらのモデルは、3Dスキャン業界に新たな地平を切り拓くものであり、それぞれ独自の特徴を持ちながら、SHINING 3Dが目指す「よりスマートで、速く、手軽に」というビジョンを体現しています。
EINSTAR Rockitの特徴
「EINSTAR Rockit」は、真にポータブルで高性能なスキャナーです。何よりも、完全ワイヤレス設計により、スキャン作業がこれまでにないほどシンプルになりました。例えば、電源コードやアダプターを必要とせず、対象物に向けるだけでスキャンが開始できるため、現場や屋外でも手軽に使用できます。
主な特長
- - 完全ワイヤレス設計: 内蔵Wi-Fiによる安定したリアルタイムデータ転送。
- - マーカーレススキャン: 特徴的な形状を即座に自動認識し、高精度スキャンを実現します。
- - ハイブリッド光源: 青色レーザーと赤外VCSELを用いたスキャンで、深い穴や光沢面も逃しません。
- - 最大90fpsのスキャン速度: 小型部品から大型構造物まで、滑らかなトラッキングで高品質データを生成します。
- - 5MPカラーカメラ内蔵: リアルな質感を再現し、デジタルアートやAR/VRの用途にも最適です。
EINSTAR 2の革新性
一方で「EINSTAR 2」は、初代モデルの進化形として、スタジオクラスのデータ収集が可能な真のワイヤレス3Dスキャナーです。重量はわずか420gながら、最大3時間の連続使用ができる交換式バッテリーを搭載しており、自由なスキャン作業が可能となっています。
主な特長
- - 17本の青色レーザーライン: 従来比で2倍以上のレーザーラインで素早く高精度にスキャンを実施。
- - 赤外VCSEL技術: 明るい日光の下でも安定したデータを取得できます。
- - 全身スキャン機能: 人間全身を約60秒で高精度にスキャンし、ARやデジタルデザインにも対応。
3Dスキャンを身近に
「EINSTAR Rockit」と「EINSTAR 2」は、それぞれ異なる特性を持ちながらも、共通のミッションを果たしています。それは「3Dスキャンを誰にでも、どこでも自由に行える時代を実現」することです。これにより、初心者から専門家まで、さまざまなクリエイターが高品質なデータを手軽に取得できる環境を整えています。
SHINING 3Dについて
SHINING 3Dは、2004年に設立され、20年以上にわたり高精度3Dビジョン技術に取り組んできたリーディングカンパニーです。工業メジャーからデジタルデンティストリーに至るまで、多様な分野で革新的なソリューションを提供しており、グローバルに展開しています。
EINSTARについて
「EINSTAR」は、SHINING 3Dが展開する、コンシューマー向け3Dスキャナーのブランドです。「高品質な3Dモデリングを、すべての3Dクリエイターに。」という理念のもと、多くの人々が手軽に正確なデータを手に入れられるような製品群を展開しています。
詳細な情報は公式サイトでご確認ください。