地域資源を活かした新商品「奥伊勢ゆずっぴ(皮)」
三重県大台町にて、地域創生を推進するレッドホースコーポレーションが開発した新たなアップサイクル商品「奥伊勢ゆずっぴ(皮)」が、11月16日の「どんとこい大台まつり」でお披露目されました。本商品は、地元の特産品である「奥伊勢ゆず」の加工工程で通常廃棄されてしまう皮を再利用した素材菓子です。この取り組みは、地域の未活用資源に新たな命を吹き込むことを目的としています。
奥伊勢ゆずは独特の香りと爽やかな酸味が特徴で、今回の素材菓子はその風味を最大限に生かした商品に仕上がっています。パッケージには、地元の高校生がデザインしたキャラクター「ゆずしかくん」を採用。柚子をかぶった鹿というユニークなデザインが目を引き、地域の親しみを醸し出しています。
商品概要
- - 商品名: 奥伊勢ゆずっぴ(皮)
- - 内容量: 30g
- - 販売価格: 345円(税込)
- - 商品特徴: 奥伊勢ゆずの皮を砂糖でコーティングし、酸味と甘さが絶妙にバランスを取った一品。
この商品はそのまま食べられるだけでなく、ヨーグルトや焼き菓子にアクセントを加えることもできます。まさに新しいおやつとして喜ばれることでしょう。
「どんとこい大台まつり」での反響
11月16日、地元の「どんとこい大台まつり」では多くの来場者に試食を行いました。参加者からは「酸味が効いていておいしい」というポジティブな声が多く寄せられ、即購入される方が続出。大台町内の道の駅でも販売を開始するなど、商業展開も順調です。
さらに、宮川物産が持つ販路を通じて、他の店舗でも販売が決定しており、今後は10店舗以上での展開を考えています。これにより、多くの人々にこの新しい味を届けていく予定です。
地域資源を生かした商品開発の背景
「奥伊勢ゆずっぴ(皮)」の開発は、大台町の特産品加工施設から始まります。年間で搾汁の過程で発生する25トンものゆずの皮が廃棄されている現状を受けて、これを何とか再利用できないかと考えたのがきっかけでした。過去には、同社が全面協力して開発した第1弾商品「たべる奥伊勢ゆず胡椒」が高い評価を得ており、今回の「ゆずっぴ」はその第2弾にあたります。
地域活性化と連携の未来
レッドホースコーポレーションは、地域資源を活かす商品開発により地域の活性化を目指しています。全国50以上の自治体との協力により、数多くのアイテムを開発し続けており、地域ブランドの確立や販路開拓を支援しています。このような取り組みを通じて、大台町の魅力を発信し、さらなる地域の魅力向上と経済の活性化を支えていく所存です。
地元の皆さんや観光客に愛されることを願いながら、この新しいアップサイクル商品を是非お試しください。