長崎大学と共立メンテナンスの新たな協力関係
長崎大学が新たに誕生する学生寮の名称「ドーミー長崎平和公園」と「ドーミー長崎新大工町」を通じて、共立メンテナンスと業務提携を結びました。この提携は、長崎大学の学生にとって、より安心安全な学びの場を提供することを目的としています。特に、全国から多くの学生が集まる長崎大学にとって、住環境の整備は学業に専念するため重要な要素です。
提携の背景と目的
長崎大学の調査によれば、学生の約6割が県外からの入学者であることがわかりました。新たな環境での生活において「安心できる住まい」を提供することが、彼らが学業に専念するためのカギとなります。また、近年は社会の多様化が進んでおり、様々な価値観を聴き、刺激し合うことで新たな視点を育む「学びと育成の場」の提供も求められています。
新たに2026年4月にオープン予定の「ドーミー長崎平和公園」は長崎大学坂本キャンパスから徒歩約5分、「ドーミー長崎新大工町」は片淵キャンパスから徒歩約10分の立地にあります。この優位なアクセスを生かし、学生生活の質を長期的にサポートすることが目指されています。
提供される価値
提携による学生への主な提供内容は以下の通りです:
1.
安全・安心な生活基盤:寮長夫妻常駐によるサポート体制とセキュリティ設備の充実で、初めての一人暮らしでも安心して生活できる環境を提供します。さらに、管理栄養士が監修した食事を朝夕提供し、栄養面でも支援を行います。
2.
育成のためのコミュニティ形成:学生らが交流しやすい共同生活の中で、社会性や協調性を育む環境作りを目指します。学部や学年を超えた自然なつながりが、友情や人間関係の深化を助けることでしょう。
3.
学業に集中できる環境:通学時間を短縮できることで、学生たちが学業とプライベートの両立を図りやすくなります。忙しい学生生活の中でも、自分の時間を大切にできる環境が整います。
業務提携式の概要
業務提携の公式な調印式は、2025年12月10日に長崎大学文教キャンパスで行われます。出席者には長崎大学の学長や理事、共立メンテナンスの役員陣が予定されています。
長崎大学について
長崎大学は「プラネタリーヘルス」を掲げ、地球規模の課題に挑戦する総合大学です。気候変動や感染症など難解な問題への取り組みを通じ、地域社会への貢献を目指しています。この提携により学生たちが学業に専念できる生活基盤を整え、豊かな心と社会性を育む手助けをすることが期待されています。
共立メンテナンスについて
共立メンテナンスは、1979年に設立された企業で、学生寮やビジネスホテル、シニア向け住宅など多様な事業を展開しています。学生寮「ドーミー」シリーズでは、安心・快適な生活を提供し、地域への貢献にも注力しています。
これらの取り組みを通じて、地域社会と学生が共に成長し、活気に満ちた環境をつくり上げていくことを目指しています。