朗読劇『カサブランカ』
2025-09-06 15:16:39

廣瀬智紀ら出演!朗読劇『カサブランカ』がついに開幕

朗読劇『カサブランカ』が博品館劇場で開幕



2025年9月6日、著名な映画作品を朗読劇として再現する「Classic Movie Reading」シリーズの第5弾が、博品館劇場で幕を開けました。今回の作品は、名作中の名作「カサブランカ」。アカデミー作品賞に輝いた1944年の映画が、また新たな形で生命を吹き込まれます。

魅力的なキャスト



本作で主演を務めるのは、リック・ブレイン役の廣瀬智紀を始め、イルザ・ラント役の有沙瞳、そしてヴィクター・ラズロ役の鍵本輝(Lead)など、数々の実力派俳優が集結。彼らがどのようにして名作に挑むのか、期待が高まります。特に、開幕前日に行われたゲネプロおよび取材会では、キャストたちの意気込みが語られました。

稽古の成果と不安の狭間



廣瀬は「熱血演出家の坪井さんのもとで多くの稽古を重ねてきた。その成果をしっかりと表現したい」と話し、稽古の持つ独特の緊張感に触れました。普段はセリフを覚えるのが難しい朗読劇で、何故か全てのセリフが頭に入っているという幸運もあったと語ります。
有沙は、入念な稽古から得た充実感を共有し、「本番にどんな感情が広がるのか楽しみ」と語りました。
鍵本は、「この名作に日本の俳優が挑むことで、独自の熱量を感じている」と自信を見せました。

名セリフとの格闘



名作「カサブランカ」には、多くの印象的なセリフが散りばめられています。特に、「君の瞳に乾杯」というセリフをリックとしてどう表現するかが廣瀬にとっての大きな挑戦。普段扱わない言葉をどうリアルに表現するか、考察しながら演じることが求められていると話しました。

過去の作品との違い



前作「若草物語」に出演した有沙は、男性のキャラクターが多い今回の作品に新たな刺激を感じていると語ります。「強い感情を持った役を演じることで、作品がより深みを増す」との考えを持ち、稽古を楽しんでいる様子が伺えました。
鍵本は、役柄に共通する思いを指摘し、ラズロの志の高さが自身の夢への追求と愛を結び付けていると述べました。

独自の表現



今回の取り組みについて鍵本は自らの体験で一部をラーメンに例え、キャスト全員がいかに重要な存在であるかを表現。メインキャストがスープや麺を担当し、他のキャストがそれに美味しさを与えることで、全体の作品が完成するという比喩が印象的でした。

戦争と心の美しさ



戦争という重いテーマを背負った本作ですが、廣瀬は「戦時中に生きる人々の心の在り方に光を当て、その信念や人の命の尊さを伝えたい」と語り、観客に伝えたいメッセージを持っています。

この朗読劇「カサブランカ」は、歴史的背景を持ちながらも、人間の心の奥深さや美しさを表現したいというキャストたちの情熱が感じられる作品に仕上がっています。ぜひ劇場でその感動を体感してください。

公演情報


  • - 公演日程: 2025年9月6日(土)~7日(日)
- 9月6日(土)14:00/18:00
- 9月7日(日)12:00/16:00
  • - 会場: 博品館劇場
  • - チケット: 特典付き9,900円、一般9,000円(未就学児入場不可)
  • - お問い合わせ: 公式サイト


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