Deelが誇るAIワークフロー自動化プラットフォーム "Akai by Deel"
2026年5月11日、Deelは新しいAIワークフロー自動化プラットフォーム「Akai by Deel」を発表しました。このプラットフォームは、グローバルな人事や給与管理に特化したものであり、企業のオペレーションの複雑化に対応するために開発されました。これまで自社の業務に利用されてきたAkaiを、いよいよ外部企業向けにも提供を開始しました。
自動化の新たな挑戦
近年、多くの企業がAI技術や業務自動化の導入を進めていますが、複雑な業務プロセスの一部しか自動化できないという課題も残されています。特に、異なるシステムやポータル、さらにコンプライアンス要件を考慮に入れる必要がある業務では、従来の自動化ツールでは限界があることが多いのです。
Deelもまた、数百万規模の従業員を抱える中で、このような課題に直面しました。そこで、自社の運用に最適なソリューションを模索し、その結果としてAkaiを開発したのです。
Akaiの特長
Akaiは、単なるAI自動化ツールではなく、企業内で相互に接続されたAIエージェントのシステムを構築するプラットフォームです。このシステムは、外部のシステムやポータルとも連携し、業務過程を学習し続けます。実行するたびに改善され、進化する仕組みが特長です。
現在、Akaiは経理、財務、税務、資金管理、人事といった多岐にわたるオペレーションチームで活用されており、すでに何千ものワークフローを自動で処理しています。その成果は驚異的です。毎月およそ10万件以上のケースが自動処理され、91,000時間以上の作業時間が削減されました。さらに、支払い処理でかかっていた8,000時間がバックグラウンド処理により短縮され、20日もかかっていた照合作業は数分で完了するようになりました。従来のコーディングでは到達できなかった領域においても100%の自動化が実現されています。
オペレーターのためのプラットフォーム
Akaiの特徴の一つは、特別な開発者やIT部門に頼らず、現場で業務を熟知しているオペレーション担当者が自らAIエージェントを作成し、運用できる点です。この柔軟性によって、実務に寄り添った業務プロセスの自動化が可能となります。
さらに、AkaiはAIによる自律実行に加えて、人間による確認・承認プロセス(human-in-the-loop)を導入しているため、すべての実行履歴がログとして保存され、再現や監査が可能です。これにより、コンプライアンスやセキュリティの面でも安心して利用できます。
セキュリティへの配慮
グローバルな環境で求められるセキュリティ要件にも対応しており、暗号化された認証情報管理やGDPR準拠などが盛り込まれています。これらの機能は全て、Deel自身の厳しいコンプライアンス要件を満たした運用環境の中で事前に検証されています。
多機能搭載
Akaiには音声機能や複数の決済手段、ドキュメントおよびデータセットの処理・分析機能などが標準で搭載されています。これにより、企業は導入後すぐにAIエージェントを活用し始めることができるのです。
Akaiは、AIとオペレーション、AIとHR/ITの統合を推進する企業の新しいステップとなるはずです。さらに詳細を知りたい方は、Deelの公式サイトをご覧ください。