共に作業することで育まれる絆
岡山大学では、学長や理事がグッドジョブセンターの職員と共に環境整備を行う活動が昨年から始まりました。この活動は、役職や立場を超えて協力し合う姿勢を育み、職場の一体感を高めることを目的としています。最近行われた作業でも、那須保友学長は笑顔であいさつを交わしながら、自走式草刈機を操作し、伸びた草を丁寧に刈り取りました。三村由香里理事、小代哲也理事、事務総長とともに汗を流しながら、職員との交流を深めていました。
このような共同作業は、ただの環境整備にとどまらず、岡山大学が求める「誰もが働きやすい環境づくり」に寄与しています。環境整備は一つの活動でありながら、そこには学長や理事が職員と同じ立場で作業をするという強いメッセージが込められています。共に作業をすることで、職員同士の絆が深まると同時に、リーダーシップの在り方についても考えさせられる場面です。
共同作業の重要性
この活動を通じて、岡山大学では「共働」の精神が強化され、さまざまな部門の職員とのコミュニケーションも深まっています。過去に行われた懇談会でも、学長と理事がグッドジョブセンターの職員と意見を交わす中で、互いに理解を深める良い機会となっています。このように、共同作業は日常的な業務の延長でありながら、職場全体の雰囲気を一変させる力を持っています。
SDGsと岡山大学の取り組み
岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に支援しており、環境整備活動もその一環といえます。新たに設けられたグッドジョブセンターは、特に障がい者雇用の促進を目指した施策を展開しており、地域に根ざした教育機関としての役割を果たしています。このような取り組みを通じて、岡山大学はただの学び舎ではなく、地域の中核としての存在意義を高めています。
今後の展望
岡山大学は今後もこのような活動を継続していく意思を強く示しています。「学長や理事が現場に出て、共に作業する姿勢」は、働きやすい環境の構築に向けた大きな一歩となるでしょう。参加した職員たちの表情には、満足感や達成感が漂い、今後のモチベーションにもつながります。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の持続可能な取り組みに期待が寄せられています。
まとめ
共に汗を流し、協力し合うことで形成される職場環境は、岡山大学の未来を明るく照らしています。学長や理事が実践するリーダーシップは、ただの役職者であることを超え、全職員が一体となれる象徴です。岡山大学が目指す「誰もが働きやすい環境」が、これからも実現されていくことを期待しています。