終戦80年特集
2025-07-29 12:42:30

映画『木の上の軍隊』公開記念、戦後80年の特集放送情報

映画『木の上の軍隊』を中心にした特集がCS衛星劇場で放送



2025年に迎える第二次世界大戦の終結から80年。この節目を記念して、CS衛星劇場では「映画『木の上の軍隊』公開記念終戦80年 演劇と映画で観るこまつ座<戦後“命”の三部作>」という特集が、2023年8月に放送されます。この特集では、井上ひさしの作品を原案としたこまつ座の演劇と、それに関連する映画が一挙に放送され、戦後の命の物語を深く観ることができる貴重な機会となっています。

特集内容


特集では、「木の上の軍隊」に加え、こまつ座が制作した「母と暮せば」および「父と暮せば」の舞台作品と映画を一緒に見ることができます。放送スケジュールは以下の通りです。

放送スケジュール


  • - 8月16日(土)
- 午後5:00~ こまつ座「母と暮せば」(2018年版)
- 午後6:30~ こまつ座「母と暮せば」(2021年版)
- 午後8:10~ こまつ座「父と暮せば」(2021年版)
  • - 8月17日(日)
- 午後4:00~ こまつ座「母と暮せば」(2024年版)
- 午後5:35~ 映画「母と暮せば」
- 午後8:00~ こまつ座「木の上の軍隊」(2016年版)

これらの作品では、母と息子、父と娘の間に流れる愛情や苦悩、そしてその時代の重みに触れることができます。

主な作品の紹介


最初に放送される「母と暮せば」は、井上ひさしの脚本を基に、原爆によって失った息子との再会を描く感動のストーリーです。演出は栗山民也が手掛け、富田靖子と松下洸平が主なキャストを務めています。特に、福吉美津江(富田靖子)と父・竹造(山崎一)のやり取りが印象的で、戦争の影響が人々にどのように残っているかが伝わります。

次に、「父と暮せば」では、広島の原爆を背景に、娘が父との交流を通じて自らの苦しみを乗り越えていく様子が描かれます。こちらも井上ひさしの作品が原案で、戦後の人々の思いをソフトに表現しています。

そして、「木の上の軍隊」は、舞台の設定は南の島。井上ひさしの資料をもとに蓬莱竜太が書き下ろした作品で、戦争の虚しさと生きることの大切さを語りかけます。山西惇と松下洸平の熱演が光るこの作品は、舞台版も特別に放送され、視聴者に感動を与えることでしょう。

映画特集の意義


特集全体を通じて、戦争が人々の命に及ぼした影響や、記憶をどう受け継いでいくかについて考えさせられます。戦後80年という節目にふさわしいこの特集は、ただのエンターテインメントではなく、行為の背後にある深いメッセージに触れる機会でもあります。

視聴者の皆様には、ぜひこれらの作品を通じて、戦争という重いテーマを真摯に見つめていただきたいと思います。これからの放送をお楽しみに!

★詳細については、こちらからご確認ください。

CS衛星劇場の視聴方法


CS衛星劇場の視聴については、公式サイトでご確認いただけます。
視聴方法について不明な点があれば、カスタマーセンターにお問い合わせください。
電話番号は0570-001-444(受付時間10:00~20:00)です。

終戦80年を迎える今年、この特集を通じて多くの方が戦争と平和について考えるきっかけとなれば幸いです。


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