建設業務効率化へ
2025-02-25 10:51:39

リバスタ、建設業務効率化へ新サービスを開発

株式会社リバスタが新たに開発を進めているオプションサービスが注目を集めています。このサービスは、同社が提供する電子マニフェストサービス「e-reverse.com」上で、資源有効利用促進法に基づく「再生資源利用促進計画書」および実施書の作成をサポートするものです。この新サービスの開始により、建設業界の業務効率が向上し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが一層推進されるでしょう。

サービス開発の背景


環境に優しい循環型社会を実現するためには、限りある資源を有効に活用することが求められています。特に建設業界においては、工事現場で発生する廃棄物や資源のリサイクルが重要な課題となっています。これに関連し、資源有効利用促進法や建設リサイクル法が施行され、一定規模以上の工事で元請会社に計画書の作成が義務付けられていました。

2023年1月には改正法が施行され、これにより元請会社は計画書を発注者に提出し、工事現場で掲示する義務も加わりました。この法律改正により、元請会社の業務負担が大きくなってきており、その解決策としてリバスタが新たなオプションサービスの開発に着手したのです。

新オプションサービスの特徴


このオプションサービスの最大の特徴は、「e-reverse.com」とJACICが2025年5月から提供する「コブリス・プラス」との自動連携が可能になる点です。「e-reverse.com」上で、計画書および実施書を簡単に作成・管理できるため、元請会社にとって業務の効率化が期待されます。

また、従来は手動で入力していた電子マニフェスト情報の転記作業が自動化されることで、建設副産物情報の入力手間が大幅に削減され、作業の煩雑さが軽減される見込みです。これにより、建設業界の生産性向上へ寄与することが期待されており、情報の一元管理も可能になります。

JACICのエンドースメント


今回の新サービスについては、建設副産物情報センターの理事長である山田邦博氏からもエンドースメントコメントが寄せられました。「コブリス・プラス」の機能向上と共にこのオプションサービスが多くの事業者に利用され、業務の省力化・効率化が図られることを期待されています。これにより、建設業界全体での環境負担軽減が進むことが見込まれています。

未来に向けた取り組み


リバスタは、今後も「e-reverse.com」の機能拡充を通じて、産業廃棄物に関する法令順守や現場における業務効率化を推し進めていく計画です。また、建設現場における環境保全関連のサービスをさらに増やし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化する方針です。

現在、リバスタが展開している「e-reverse.com」は業界最大級の電子マニフェストサービスであり、2025年1月時点で3,900社以上が利用しています。このように、今後のサービス展開によって、多くの企業が環境に配慮した建設業務の実現を手助けされることでしょう。リバスタの取り組みが、建設業界の未来を明るく照らすことを期待しています。


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