StripeとNECが協力し、新たな顔認証決済サービスを展開
Stripe(本社:サンフランシスコ・ダブリン、CEO:パトリック・コリソン)と日本電気株式会社(NEC、本社:東京都港区、CEO:森田隆之)は、革新的な顔認証決済サービスを共同で開発することを発表しました。このサービスは、Stripeが提供するユニファイドコマースソリューション「Stripe Terminal」と、NECの高精度な顔認証技術が融合したものです。これにより、利用者は安全かつ便利な手ぶら決済が実現され、より良い顧客体験の向上を目指します。
この新たな決済サービスについてのデモが、11月12日から14日までシンガポールで開催されるフィンテックの祭典「Singapore FinTech Festival」にて行われる予定です。現地のEXPO会場には、Stripe Reader S700という革新的な決済端末も展示され、参加者は実際に顔認証決済を体験することができます。
Stripe TerminalとStripe Reader S700の概要
Stripe Terminalは、店頭とオンラインでの決済を統一し、顧客にシームレスなショッピング体験を提供するユニファイドコマースソリューションとして、世界25カ国で展開されています。事業者にとって直感的に扱える統一ダッシュボードとプログラマブルなAPI・SDKを通じて、リアルタイムで顧客の行動を把握する環境が整っています。
Stripe Reader S700は、Stripe Terminalと連携する決済デバイスであり、AndroidベースのカスタムPOSに対応しています。このデバイスはWi-Fiに対応し、スマートフォンのような使い方が可能で、快適なユーザー体験を提供します。このデバイスによる決済は、NECの世界トップクラスの顔認証技術を利用するため、高いセキュリティも備えています。
顔認証技術による利便性
Stripeジャパンの代表取締役ダニエル・へフェルナン氏は、「このコラボレーションにより、StripeのユーザーはNECが提供する高精度な顔認証技術を基にした決済が可能になる」と述べており、消費者にとってよりスムーズで快適な購買体験を提供できることに期待を寄せています。
一方、NECの金融ソリューション事業部門長、清水一寿氏は「Stripe Terminalの柔軟なカスタマイズ性が、対面での決済における多種多様な課題を解決できると確信しています。」と述べています。NECの顔認証技術とStripeのプラットフォームが組み合わさることで、新たな決済体験が誕生し、もはや誰でも安心してDigital技術を利用できる未来が見えてきます。
結論
StripeとNECが手を組んだことにより、これまでにない顔認証決済の時代が訪れようとしています。この新しいテクノロジーによって、消費者が安全かつ便利にショッピングを楽しめる環境が整うことに期待が高まります。デモ体験に参加することで、皆がこの新たな決済体験を実感できるチャンスです。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。