MSI最新電源ユニット
2025-01-07 15:31:41

MSIがCES 2025で発表した最新ATX電源ユニット2種の魅力

MSIがCES 2025で発表した最新ATX電源ユニット2種の魅力



MSIが国際的なエレクトロニクス見本市CES 2025で、ゲーマーやクリエイターのニーズに応える最先端の電源ユニット「MEG Ai1600T PCIE5」と「MPG A1250GS PCIE5」を発表しました。これらはATX 3.1およびPCI Express(PCIe)5.1に対応し、次世代GPUの要求に応えるために設計されています。性能、効率、デザインの全てを兼ね備えたこれらの製品について詳しく見ていきましょう。

MEG Ai1600T PCIE5の特徴



MEG Ai1600T PCIE5は、MSIが誇る最新の電源ユニットで、特に注目すべきは世界初のサーバーグレードのInfineon SiC MOSFETを採用している点です。この技術により、動作温度が下がり、熱放散も最適化されるため、運用効率が向上しています。なんと、合計電力負荷235%にも耐えることができ、高性能GPUにしっかりとした電力供給を可能にします。

さらに、デジタル制御電源設計により、正確な電力出力が実現され、80 PLUS Titanium認証を獲得しました。デュアルカラーの12V-2x6ケーブルが付属し、インストール時の認識もスムーズで、高負荷時でも安心です。これによりクリエイターやゲーマーは、パフォーマンスを心配することなく作業に集中できます。

また、MEG Ai1600T PCIE5は、コンパクトな190mmのサイズ感を実現。サーバーグレードのフラットコイルトランスを使用することで、内部の熱放散を最適化しています。さらに、静音性にも配慮されており、ゼロファンモードやGaming Intelligence(G.I.)サポートソフトウェアにより、ファンの速度をリアルタイムで調整が可能です。

MPG A1250GS PCIE5の魅力



一方で、MPG A1250GS PCIE5は、MPGシリーズの新たなラインアップとして登場しました。このモデルは「S」が標示するように、静音性と高性能を両立させた製品です。カーボンブラックの美しいデザインは、MPG 800シリーズマザーボードに絶妙に調和します。

この電源ユニットもまた、最新のATX 3.1規格に準拠しており、1250Wの大出力を誇ります。高エンドのGPUやAI向けデュアルGPUシステムに対応するほか、すべてのコンポーネントは日本製の105°Cコンデンサーと流体動圧ベアリングファンを採用しています。これにより、安定性が一層増し、耐久性も確保されています。

特筆すべきは、MSIがケーブル管理にも配慮した設計を行っている点です。エンボス加工ジャケットモジュラーケーブルは、柔軟性を高めつつも魅力的なデザインを提供します。また、ケーブルオーガナイザーを利用することで、ケース内が整理され、エアフローも改善されています。これらの要素は、スタイルと機能性の両方を追求した素晴らしい設計です。

おわりに



総じて、MSIがCES 2025で発表した「MEG Ai1600T PCIE5」と「MPG A1250GS PCIE5」は、高度な技術を駆使した洗練された製品です。両モデルは、ゲーマーやクリエイターが求める性能と静音性を兼ね備え、多様なニーズに応えることができるでしょう。MSIはこれからも、ゲーミングとクリエイティブな作業の最前線で革新を続けていくことでしょう。


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