オペラとバレエの美しいコラボレーション、東京での新次元舞台
ウィーン・フォルクスオーパーと東京二期会の共同制作によるオペラ『イオランタ/くるみ割り人形』が、2025年7月に東京文化会館でのプレミエ公演を皮切りに、全国3都市での上演が決定しました。これはチャイコフスキーの名作『くるみ割り人形』と『イオランタ』を巧みに組み合わせた新たな舞台芸術です。芸術監督をつとめるロッテ・デ・ベアの手によって生まれるこの革新は、オペラとバレエの境界を超えた、まさに奇跡のパフォーマンスです。
新たな物語の幕開け
『くるみ割り人形』と『イオランタ』はともに1892年に発表されたチャイコフスキーの名作。これらが一つの物語として巧妙に再構築され、オペラとバレエのそれぞれが異なる角度からテーマを掘り下げています。舞台上では、イオランタが「見ること」の意味を知らずに生きてきた背景を持ち、夢の中で“くるみ割り人形”の王子との出会いを通じて、その視力を取り戻す決意を固める様子が描かれます。この夢と現実が交錯する物語は、観客に深い感動をもたらすことでしょう。
夢の中の幻想的な世界
公演では、オペラ『イオランタ』に絡む感動的な物語と共に、ビジュアルにもこだわった美しい舞台セットが用意されます。これにより、イオランタの心の中に広がる幻想的な世界が具現化されます。彼女が経験する色彩と音楽のハーモニーは、観客を夢見心地に誘います。
豪華なキャストとスタッフ
指揮はフランスの俊英マキシム・パスカルが担当し、さらに振付を手掛けるのは、ヨーロッパで高く評価されるアンドレイ・カイダノフスキー。名古屋フィルハーモニー交響楽団とともに、充実した音楽体験を提供します。公演には、ソプラノの梶田真未をはじめ、東京二期会所属の実力派歌手たちが揃い、チャイコフスキーの名曲が紡ぎ出す心温まる物語をお届けします。
全国での公演情報
公演は東京以外にも、愛知県芸術劇場、大分県のiichiko総合文化センターでの上演が決定しています。それぞれの日程において、魅力的なキャストによる演出が楽しめるため、どの都市でも観客にとって特別な体験となることは間違いありません。
- - 東京公演:2025年7月18日〜21日、東京文化会館
- - 愛知公演:2025年7月26日、愛知県芸術劇場
- - 大分公演:2025年8月2日、iichiko総合文化センター
お問い合わせ
公演に関する詳しい情報や取材については、以下の連絡先にてお問い合わせください。
公益財団法人東京二期会マーケティング部広報室 松田
TEL: 03-3796-1818
MAIL:
[email protected]
本公演は、オペラとバレエが見事に融合する画期的な演目であり、何よりも心に響く物語を通じて、観客に忘れ難い体験を提供します。この機会に、ぜひご足をお運びください。