音楽の新たな魅力を引き出す『Spicy Sessions』最新収録レポート
音楽番組『Spicy Sessions』は、視聴者にとって新しい音楽体験をもたらすことを目指す、独自のスタイルを持つプログラムです。MCには、ゴスペラーズの黒沢 薫と乃木坂46の中西アルノが登場し、彼らの音楽的ルーツに深く根ざした魅力を伝えています。今回は2025年2月と3月の収録について、音楽ライター伊藤亜希がレポートを行いました。
收録の雰囲気と内容
今年最初の収録は、J:COM浦安音楽ホールで行われ、観客の前での生演奏が行われました。黒沢は、最初の挨拶で「今回うまくいったら、次はもっと大きな会場でできるかもしれません」と語り、中西も「歌をもっと遠くに届けたい」と意気込みを見せました。この回のゲストには、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善が登場し、黒沢と中西が彼の楽曲に参加しました。
佐藤の「Spirit Of Love」のパフォーマンスには、黒沢と中西が力強いコーラスで backingしました。特に黒沢は、佐藤に対するファン心を隠すことなく、学生時代の思い出を語って観客を引き込んでいました。このリラックスした雰囲気は、彼らの距離感を縮め、素晴らしいセッションを生み出しました。
音楽の多様性
「Hotel California」のセッションでは、曲の多様なジャンル要素を探ることができました。黒沢と佐藤が音楽に対する深い知識を持ちながら、サポートし合う姿は、視聴者にとって印象的でした。音楽の構造を分解し、そのルーツを見せることで、新しい風景が広がり、『Spicy Sessions』の新たな魅力を体感できる瞬間でした。
中西アルノの成長
次の構成では、中西が自身の歌唱曲に選んださユりの「フラレガイガール」で新たな表現力を発揮。彼女の進化が見られるテクニックや感情表現に注目が集まりました。中西は自信を持ってステージに立ち、音楽の中で自らの成長を体感したようです。
家入レオのゲスト出演
3月の放送では、家入レオがゲストとして登場しました。リハーサル中、彼女がバンドメンバーに細かくリクエストする姿には、彼女のライヴへの真剣な姿勢が表れていました。オープニングでは黒沢が家入をスパイスにたとえ、彼女もその反応を楽しんでいました。
家入のパフォーマンスには、観客からのクラップが響き渡ります。彼女の「雨風空虹」は、解放的でパワフルなサウンドが展開され、観客を虜にしました。また、家入と中西が井上陽水の「飾りじゃないのよ涙は」を歌う際の、柔軟なアドリブでのハモリが印象的でした。
最後に
収録後、黒沢と中西にインタビューを行ったところ、中西は「お客さんが入った時の緊張感を感じた」と話し、黒沢は観客の反応の中での音楽の楽しさを実感した様子でした。今後の『Spicy Sessions』でも、彼らの成長を見逃せません。
このプログラムを通じて、視聴者はアーティスト同士の本物の音楽的交流を感じることができます。次回の放送もぜひお楽しみに!
放送情報
- - 『Spicy Sessions with 佐藤竹善(SING LIKE TALKING)』: 2025年2月22日(土)午後11時30分
- - 『Spicy Sessions with 家入レオ』: 2025年3月29日(土)午後11時30分
- - CS放送TBSチャンネル1にて放送
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