スタジオブロスが3DCGデータ変換サービスを開始
東京都港区に本社を構える株式会社スタジオブロスは、2025年9月25日から法人向けに3DCGデータ変換サービスの提供を開始することを発表しました。このサービスは、3DCG制作の現場でのデータ変換作業をより効率的に行うことを目指しています。
メタバース市場の成長を背景に
日本国内のメタバース市場は急成長を続けており、2024年度には約2,750億円規模に達する見込みです。さらに、2028年度にはその規模が1兆8,700億円へと拡大すると予測されています。このような市場の中、Unreal Engineなどを 활용したリッチなメタバースコンテンツ制作には、リアルタイムアセットのニーズが急激に高まっています。しかし、国内におけるリアルタイムアセットの供給は不足しており、データ変換に関するスキルを持つ人材が必要とされています。
新たなサービスの概要
このたびスタジオブロスが発表したサービスでは、オンライン上で3DCGアセットの依頼から見積もり、変換結果のプレビュー、そして変換後のデータの取得に至るまで一貫して行うことができます。これにより、法人顧客は手間を省き、迅速な対応が可能となります。特に、3DCGアセットをMayaからUnreal Engineに変換することにより、自社内での制作効率が大幅に向上します。
利用方法と利用料金
サービスを利用するためには、3DCG変換サービス専用のWebページでの登録が必要です。変換対象となるデータは、Autodesk Maya(2020-2023)で制作されたシーンファイルとAutodesk Arnoldでの3DCGデータです。基本利用料金は1アセットにつき2,000円からとなりますが、依頼内容に応じて変動します。利用登録後、通常2営業日以内に利用に関するお知らせが送付されます。
初回利用者向けのキャンペーン
この新サービスの開始を記念し、2025年11月30日までの期間限定で特定条件を満たす初回利用者には、無料でサービスが提供されるキャンペーンが実施されます。企業のデジタルコンテンツ制作を支援するこの機会をお見逃しなく!
幅広い分野での活用が期待される
この3DCGデータ変換サービスは、ゲームコンテンツ制作からバーチャルプロダクションの背景アセット、テレビ番組やVR・MR・メタバースコンテンツ制作など、様々な分野での活用が期待されています。特に、専門的なスキルがない場合でも手軽に3DCGアセットが利用できることで、今まで以上に多くの企業がこれらのツールを利用できる日にちが近づいています。
株式会社スタジオブロスについて
スタジオブロスは、リアルタイムレンダラーを用いたプロダクトビジュアライゼーションやエンターテインメント映像の制作を手掛けています。拡張現実やシミュレーション等でも高い品質の映像制作を実現しており、今後もさらなるサービスの充実が期待されます。
詳細は、株式会社スタジオブロスの公式サイトでご確認ください。特にデジタルコンテンツ制作に関心がある企業やクリエイターにとって、新たなツールとして大いに役立つことでしょう。