海事での女性活躍
2025-11-05 16:07:19

女性の活躍を応援する国際海事イベントに商船三井が参加

「Maritime SheEO Conference 2025」への参加



商船三井(社長:橋本 剛)は、インド・ムンバイで開催された海事産業における女性の活躍をテーマにした国際イベント「Maritime SheEO Conference 2025」に参加しました。このイベントは、2020年から始まり、今年で第6回目を迎えました。

今回のテーマは、「Believe - Achieve - Lead: Inspiring Women in Maritime」で、世界中の70社から500人以上が集結しました。当社からは、女性社員を含む20名が参加し、特に注目を集めたのは、当社のGlobal Maritime Resources 部長であるAnimesh Horeと、日本初の女性船長である松下 尚美の登壇です。彼らは、海運業界における女性の貢献を称えるメッセージを送りました。

女性船員の交流の重要性



商船三井に所属する女性船員たちは、参加者と自身の経験やキャリアパスについての交流を深めました。彼女たちは積極的に自らの体験をシェアし、海上で働くことの魅力を伝えました。また、懇親の場では、キャリアに関する悩みやビジョンについて話し合うことで、参加者同士がより親密な関係を築く機会を得ました。

MOL Women Seafarers' Conferenceの開催



本イベントに併せて、商船三井は「MOL Women Seafarers' Conference」を初めて開催しました。このカンファレンスでは、当社グループの女性船員の功績を称え、船上および陸上で働く女性たちがその経験を共有する場として設計されています。特に新たに設置されたウェルフェアオフィサーと心理学者によるセッションが設けられ、メンタル面でのサポートと孤立感の解消を目指しました。

ダイバーシティへの取り組み



商船三井はダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを新たな成長の源泉と考え、すべての船員が安心して働ける環境作りに努めています。2035年までに女性船員候補生の比率を35%に拡大する目標を掲げ、女性の海事分野への参画を推進する方針です。さらに、船員向けのウェルビーイング支援プログラム「OceanCare」を導入し、女性船員向けの特別なサポートも行っています。

今回の「Maritime SheEO Conference 2025」への参加は、商船三井にとっても大きな意義があったといえます。今後も女性の活躍を支援し、すべての船員が夢を追いかけられる環境を整えるために尽力してまいります。


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