十二人の新たな挑戦
2025-11-05 18:41:45

ミュージカル「十二人の怒れる男」新たな舞台に息を吹き込む演出家五戸真理枝

中央裁判に隠された真実を描くミュージカル



2026年2月、浅草九劇で上演されるミュージカル「十二人の怒れる男」では、いずみたくが遺した貴重な譜面を基に、五戸真理枝が初めてのミュージカル演出に挑むこととなります。この作品は、作曲家いずみたくの名曲「見上げてごらん夜の星を」や「手のひらを太陽に」で知られる彼が1970年代に作曲したもので、長い間多くの人々に愛され続けてきました。

キャストの発表



先日、全キャストが発表され、注目の伴奏も決まりました。主人公である陪審員たちを演じるのは豪華な面々です。陪審員長を務めるのは文学座の沢田冬樹で、彼の演技力によって小心者の陪審員長を観客に強く印象づけることでしょう。その他にも、陪審員第二号を演じるのは山下真人、第三号の駒田一、第四号の納谷健と、実力派が揃います。

また、陪審員たちが情熱をもって議論を重ねる様子は、観客に緊張感と感動を与えるに違いありません。特に陪審員第八号の神澤直也や、第十号の森隆二など、個性的なキャラクターの表現にも期待が寄せられています。多様な役を通して、それぞれが持つバックグラウンドや性格が物語にどのように寄与するのかも見どころです。

ミュージカル形式で描かれる議論



「十二人の怒れる男」は、陪審員たちが集まる裁判所の陪審室を舞台に、ある少年の命を賭けた判決を巡るドラマです。最初の投票で11人が有罪を主張する中、たった一人の陪審員が無罪を訴え、その後の議論がどのように展開するのか。ミュージカルという形を通じて、複雑な人間ドラマや偏見と先入観が明らかになっていく様子が、新たにどのように表現されるかにも注目です。

五戸真理枝が演出を手掛けることで、この物語に新しい息が吹き込まれることでしょう。彼女の演出には、役者たちの個性を最大限に引き出す力があります。特に、登場人物一人一人の心の葛藤や成長は、観客にも熱い共感を呼ぶことが予想されます。演出家としての成長もあわせて期待できる、非常に楽しみな作品です。

作曲家いずみたくの音楽



音楽監督には、ミュージカル「バウムクーヘンとヒロシマ」などで知られる田中和音が指名されています。いずみたくの音楽は、感情豊かであり、時には緊張感を生み出すメロディーが随所にちりばめられており、視覚だけでなく聴覚でも物語の世界に惹き込んでくれることでしょう。ミュージカルの音楽が劇の進行を助け、キャラクターの心情を表現する重要な要素となるのは間違いありません。

公演情報とチケット購入



この素敵な舞台を見逃さないために、早めのチケット予約をおすすめします。前売開始は2025年12月5日から、各所での予約が可能です。全席指定で8000円と、お手頃価格の傍聴席も用意されているため、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。未就学児の入場はお断りされていますので、その点にもご注意ください。

公演概要は以下の通りです。
  • - 公演日程: 2026年2月6日(金)~15日(日)
  • - 会場: 浅草九劇
  • - チケット: 全席指定・税込前売8,800円/傍聴席8,800円/当日9,300円
  • - チケット購入先: オールスタッフ、ぴあ、イープラス

最後に



ミュージカル「十二人の怒れる男」がどのように新たに描かれていくのか、期待が膨らむばかりです。これまでの名作がどのように受け継がれ、また新しい視点から解釈されていくのか、ぜひお楽しみに!


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