岡山大学の公開講座
2025-12-22 00:04:21

岡山大学が新しい図書館のあり方を提案する公開講座を開催

岡山大学の新しい潮流図書館に関する公開講座


岡山大学は、2025年11月28日に公開講座「新しい潮流図書館が人びとの居場所や対話、活動の場になってきた」を開催しました。イベントには、会場参加とオンライン参加を合わせて102名が参加し、図書館の新しい形について議論が交わされました。

講師の紹介と講演内容


講座の講師を務めたのは、株式会社マナビノタネの代表取締役・森田秀之氏です。森田氏はこれまで都城市立図書館やせんだいメディアテークに関与してきましたが、特にフィンランドの図書館システムから得た教訓に基づいた事例を交えながら講演を行いました。

彼の講演では、図書館を単なる情報の集積所ではなく、多様な人々がつながり合える「居場所」としての重要性が強調されました。地域の問題に対して積極的に取り組むコモンプレイスとしての役割が強調され、「新しい図書館」は人びとの生きがいや交流の場になる可能性を秘めているというメッセージが伝えられました。

参加者から寄せられた意見には、図書館が新たな社会の接点となり、さまざまなコミュニティが交わり合うことで生きがいが広がるという期待が含まれていました。「従来の図書館の概念が覆されることを知り、目からうろこの思いです」といった感想もあり、参加者の心に新たな啓発がもたらされたようです。

意見交換会とミニ展示


公開講座終了後には、森田氏と図書館職員による意見交換会が実施されました。図書館での場づくりについての議論が深められ、今後のサポートや関わり方についてもお互いの意見が交わされました。

さらに、岡山大学図書館ではこの講座に合わせて「新しい潮流図書館が人びとの居場所や対話、活動の場になってきた」というテーマのミニ展示も行われており、参加者は新たな図書館の視点を学ぶ機会を持ちました。

未来を見つめて


岡山大学図書館は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たすために、今後もさまざまなプログラムや展覧会を通じて、地域の人々と共に新しい学びや対話の場を創出していく考えです。特に、新しい潮流図書館の取り組みは、地域のコミュニティにとって価値ある資源となることが期待されています。

この取り組みを通じて、岡山大学は人々の生きがいの拡大や多様性の理解をさらに進める場として、また未来の図書館の可能性を広げる存在として注目を集めています。地域社会との連携強化に期待がかかります。


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