三菱マテリアルが挑む新規事業創出の旅
株式会社UNIDGE(ユニッジ)は、三菱マテリアル株式会社が実施する「MMC Acceleration Program WildWind 2025」を支援し、革新的な新規事業の創出を目指します。このプログラムは三菱マテリアルが保有する独自のアセットを活用し、さらなる事業協創を加速させることが目的です。
プログラムの背景と目的
UNIDGEは、株式会社アルファドライブの子会社として、2022年度からこのプログラムを支援しています。三菱マテリアルは、これまでの取り組みを踏まえ、スタートアップ企業と協力しながら新たな事業を開発するための強力なパートナーシップを形成しています。本プログラムを通じて、起業家やスタートアップからの革新的なアイデアを募り、それに基づいた事業化を進めています。
2025年度の新しい取り組み
2024年度に向けて、今年のプログラムでは「パートナー起点型」と「三菱マテリアル起点型」の2つのアプローチを組み合わせることが計画されています。これにより、より多様なアイデアや事業案が期待されます。特に「資源循環」や「GHG削減」といった環境に優しいテーマが注力され、持続可能な社会に貢献する事業の展開が見込まれています。
募集要項と参加方法
今年度のプログラムでは、2025年11月10日から12月10日までの約1か月間、協業先企業を募集します。応募資格は、登記された法人であれば、企業やNPO、学校など関係ありません。限定的な要件はなく、各自のペースで新規事業案を提案できます。
募集テーマ
1.
パートナー起点型: 自社アセットを活用した新規事業提案
- 資源循環
- GHG削減
2.
三菱マテリアル起点型: 三菱マテリアルが起案するテーマへの協創参加
- 熱電EMS(熱と電気を統合する新エネルギーマネジメント)
- 次世代食品検査キット(アレルゲン検出)
事業化に向けた支援体制
選ばれたパートナーには、三菱マテリアルが保有する研究データや開発設備、さらに事業化に向けた最大数百万円の検証費用が提供されます。また、UNIDGEのメンター陣によるアドバイスや伴走支援によって、実行可能なビジネスプランへとブラッシュアップされていくでしょう。これまで、UNIDGEは80社以上の新規事業開発に関するサポートを行い、多くの成果を上げてきた実績があります。
まとめ
三菱マテリアルのアクセラレーションプログラムは、企業の新規事業に関心があるスタートアップにとって、大きなチャンスを提供します。2025年度では特に環境問題への取り組みが重視され、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアプローチが進められる予定です。この機会に、ぜひ自社のアイデアを持参し、プログラムに参加してみてはいかがでしょうか。