フィリピン大学生が日本文化を体験するJENESYSプログラム
2024年10月、フィリピンの大学生10名が、日本を訪れる特別なプログラムが実施されます。このプログラムは、国際交流の一環として行われ、参加者は日本の文化や言語に触れつつ、日本人との交流を深める貴重な機会です。
プログラムの目的
本プログラムは、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一部で、フィリピンの学生が日本の社会に直接触れることで、より深い理解を促進することを目的としています。参加者たちは、日本文化の多様性を学ぶだけでなく、日本の大学や地域住民と都道府県の架け橋を築くことが期待されています。相互理解を進めることで、今後の日本とフィリピンの関係強化にも寄与することでしょう。
開催概要
- - プログラム名: 対日理解促進交流プログラムJENESYS2025 日本・フィリピン日本語・日本文化交流(招へいプログラム)
- - 日時: 2024年10月14日(火)~10月21日(火)
- - 対象: フィリピンの大学生・社会人10名
- - 訪問地: 東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県
日程詳細
- - 10月14日(火): オリエンテーションとテーマ関連視察が行われ、東京アニメステーションを訪れ、アニメ文化を学びます。
- - 10月15日(水): 鎌倉を訪れ、鶴岡八幡宮を散策。その後、横浜国立大学の小川誉子教授から「日本語について考える」というテーマの講義を受けます。
- - 10月16日(木): 東京都から岐阜県へ移動し、公式訪問や講義、三輪酒造の視察を行います。
- - 10月17日(金): 和菓子作りや茶の湯講座など、日本文化の体験を通じて日本への理解を深め、岐阜大学との交流も予定されています。この日には、更にホストファミリーとの対面式も行なわれ、実際の家庭に泊まって日本の生活を体験します。
- - 10月18日(土): ホームステイ期間が続き、ホストファミリーとの親密な交流が深まります。
- - 10月19日(日): ホームステイの最終日で、ホストファミリーの歓送会を行った後、愛知県へ移動します。この日は報告会の準備を行います。
- - 10月20日(月): 愛知県から東京都へ戻り、報告会を実施。
- - 10月21日(火): 最終日には日本での経験を胸に帰国します。
言語と交流方法
プログラム中は英語と日本語が使用され、対面での交流を通じて、より深い関係を築くことが期待されています。
参加の意義
このような国際交流を通じて、参加者たちは異なる文化や価値観に触れることができ、今後の国際関係を生み出す若者としての成長が促進されます。日本とフィリピンの架け橋として、彼らがどのような学びを得て、今後の社会に貢献していくのか、注目が集まります。
このプログラムに関する詳しい情報は、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の公式ウェブサイトで確認できます。彼らの挑戦が、両国の未来に素晴らしい影響をもたらすことを期待しましょう。