S.RIDEと電脳交通が連携、タクシー利用拡大に拍車をかける！

タクシー利用の新たな形、S.RIDEの革新

タクシーアプリ「S.RIDE」を展開しているS.RIDE株式会社が、株式会社電脳交通の配車システム「DS」との統合を2025年9月4日より開始すると発表しました。この連携により、電脳交通の配車システム「DS」を採用しているタクシー業者は、S.RIDEとの契約を締結することで、新たな専用端末やドライバーアプリを用意せずに、即座にS.RIDEからの配車注文の受注が可能になります。

このシステムの導入により、業者は設備投資やドライバーの教育に大きな負担をかけずに済むため、より多くのタクシー事業者がS.RIDEの利用者ネットワークに簡単にアクセスできるようになります。この取り組みは、地域交通の活性化を促し、特に東京からの観光やビジネス需要を受ける地方中核都市におけるサービスの拡充を目指しています。

宮城県仙台市での第一弾展開

連携の第一弾として、宮城県仙台市に位置する仙台中央タクシー株式会社の112台の車両が、2025年10月以降にS.RIDEのサービスを開始します。仙台は東北地方の経済及び観光の中心地であり、このニュースは地域のビジネスや観光、そして住民の日常の移動においても利便性を向上させるものと期待されています。これにより、より安定した、快適な配車サービスが提供されることでしょう。

S.RIDEと電脳交通のコメント

このプロジェクトに対するS.RIDE株式会社の代表、橋本洋平氏は、今回の連携が地方展開の加速に繋がる重要なステップであると述べています。また、地域の交通を熟知したタクシー業者との連携で、より良い移動体験を提供できると自信を示しました。

一方、電脳交通の近藤洋祐社長も、S.RIDEとの提携が全国のタクシー事業者に新たな収益機会を生み出し、地域交通の持続可能な発展を促進することを確信しているとコメントしています。