赤ちゃんのファーストカットを飾る新感覚記念品「kittoko」の魅力

「赤ちゃんのファーストカットを飾る新感覚記念品『kittoko』の魅力

赤ちゃんの髪の毛を飾る、新しい形の記念品として注目を集めているのが「kittoko」と呼ばれる製品です。本記事ではその魅力や背景、実績について掘り下げてみます。

株式会社ニチガンの歴史

1929年に創業された株式会社ニチガンは、東京都豊島区に本社を構える老舗の木製玩具メーカーです。「木のぬくもりで日常を豊かに」という企業理念のもと、木製玩具や雑貨を数多く世に送り出してきました。一貫して安全で安心な製品作りを行い、特に子どもたちの想像力や創造力を育むことを大切にしています。

近年では、OEMとして他社からの木製製品の生産依頼も増えており、百貨店や専門メーカーなど多岐にわたる法人と連携をしています。

「kittoko」の誕生背景

「kittoko」は、株式会社hatohaが手掛ける商品であり、特に赤ちゃんのファーストカットを大切にすることを目的としています。遠藤弘貴氏は美容師として赤ちゃんの初めてのカットに立ち会う中で、髪の毛を形に残す方法の選択肢が非常に限られていることに気づきました。伝統的な方法では「おしゃれに飾ることができない」という課題を抱えていました。

そこで生まれたのが「kittoko」です。この製品は、髪の毛を「飾る・贈る・保管する」ことができる、全く新しいタイプの記念品です。

特徴とデザイン

「kittoko」は、木目の温かみを感じられるデザインが特徴です。赤ちゃんの一生に一度しか生えない髪の毛（胎毛）を、おしゃれにデザインして飾ることが可能です。

使用方法はシンプルで、テープでまとめた髪の毛を本体に差し込むだけでセット完了。これにより、誰でも簡単に髪の毛を記念として残すことが容易になりました。

さらに、「kittoko」は単なる記念品にとどまらず、インテリアとしても優れた存在になっています。贈り物としても喜ばれるため、思い出を共有するコミュニケーションツールとしての役割も果たします。

受賞歴と信頼性

2021年度には、グッドデザイン賞を受賞しています。この受賞は、製品のデザイン性と機能性が高く評価された結果であり、多くの人々に愛される理由のひとつです。

ニチガンとの協力

株式会社hatohaが「kittoko」の生産を株式会社ニチガンに依頼した理由はいくつかあります。まず、ニチガンは製品のオーダーに対する対応が非常に丁寧である点です。また、美容院を経営している遠藤氏にとっては、kittokoをより広めるための販売サポートをニチガンから受けることで、異なる販路への導入も実現しました。