高校生政策甲子園
2025-07-18 11:08:21

高校生の思いが未来を変える!政策甲子園の開催をお見逃しなく

高校生が未来を描く「第三回全国高校生政策甲子園」開催



2025年7月26日(土)、福岡県糸島市議会議事堂において、全国の高校生を対象にした政策コンテスト、「第三回全国高校生政策甲子園」が開催されます。この大会は、公益社団法人日本青年会議所が主催し、若者の政治意識を高めるための重要な取り組みです。

日本JCと政策甲子園の目的



日本青年会議所(日本JC)は、若者の政治参加と社会問題に対する意識を向上させることを目的に、この政策甲子園を立ち上げました。高校生が実際に政策を立案し、それを政府に届ける機会を提供することで、主権者教育の一環として次世代のリーダーを育成します。特にこの大会においては、設定されたテーマに基づいた政策や自由なテーマに基づく政策提案が求められ、多くの高校生が自らのアイデアを持ち寄ります。

具体的な内容と流れ



大会は、設定テーマ部門と自由設定部門の二部門で構成され、各地から選ばれた12チームが競い合います。設定テーマでは「未来の日本を創造する!持続可能なデジタル政策!」が掲げられ、自由設定では「あなたは総理大臣!地域の社会課題と明るい未来!」というテーマが設定されています。これにより、学生たちは現代の課題を多角的に考慮した政策を提案することが求められます。

大会の一日は、午前9時45分から始まり、最初にルールや審査方法の説明が行われ、その後、各チームによる政策発表が行われます。各チームは5分で自らの政策を発表し、続いて5分の質疑応答があります。審査員は、高校生の提案の論理性や実現可能性、訴求力などを基に評価を行います。

参加校と政策名称



次に、出場する高校とその提案する政策について紹介します。
  • - 設定テーマ部門 では、長崎県の精道三川台高等学校が「スマホ供給PROJECT」を提案し、デジタル格差を解消するプログラムを展開します。他にも大分県の情報科学高校が「スマート農業」をテーマに持続可能な社会について提案します。
  • - 自由設定部門 では、福岡県の糸島農業高等学校が「食育道」プロジェクトを通じて地域と未来を育む活動を目指しています。また、熊本県の大津高等学校は「楽しい政治、楽しい選挙」で社会の意識改革を図ります。

決勝大会と未来に向けて



この地区予選を経て、最終的に選ばれる4チームが8月25日に開催される決勝大会への出場権を得ることになります。決勝大会では演説とインターネット投票による国民投票が行われ、最優秀賞が決まります。

高校生の政策甲子園は、単なる競技イベントにとどまらず、彼らの未来の選択肢を広げる貴重な経験の場です。特に、主権者教育の重要性が声高に叫ばれる中で、若者が自らの意見を持ち、社会に参画するきっかけとなることが期待されています。

この素晴らしい取り組みを通じて、次世代のリーダーが育まれることを私たちも一緒に応援していきましょう!


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