未来のリーダーを育むMOL Global Management College 2024
商船三井が企画する「MOL Global Management College 2024」(以下「MGMC」)が、2024年7月から12月にかけて開催されます。このプログラムは、同社の人財育成の一環であり、既に10周年を迎えました。MGMCは、当社の人財政策「Human Capital ビジョン」に基づき、多様なリーダーシップを持つ人財の育成を目指しています。
参加者は、当社グループ各社から選出された研修生で、日本を含む世界10ヵ国から集まりました。今年の研修では、東京、ムンバイ、ロンドンの3都市で実施される多彩なプログラムに参加し、リーダーシップ開発、戦略的思考、問題解決能力の向上を図ります。参加者は各都市のマネジメント層との対話を通じて、経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づく地域戦略を理解し、実践的な知識を深めることを目的としています。
MGMCの最大の魅力は、国際的な視点を持ちつつ、次世代のリーダーシップを育むためのプラットフォームを提供している点です。参加者は多様なバックグラウンドを持つ仲間と協力し、「BLUE ACTION 2035を実現するために何をすべきか」といったテーマでプレゼンテーションを行う機会も与えられます。このプロセスを通して、研修生は経営者としての資質を磨き、人間的成長を遂げることが期待されています。
特に、最後には社長の橋本剛との対話の場「Charts Talk」が設けられ、研修の成果を全体に発表することができます。これにより、参加者は自らのアイデアを経営陣に直接伝えるチャンスを持ち、実際の経営戦略に対する理解をより深めることができるのです。
商船三井は、グローバルなビジネス環境で通用する人財育成に力を入れており、経営計画「BLUE ACTION 2035」を支える施策の一環として「Human Capital ビジョン」と「HC Action 1.0」を進めています。これらの方針に基づき、引き続き多様な研修機会を企画し、次世代リーダーの育成を進めていくという考えです。今後も様々なビジネス環境で価値を生み出す人材を育ることを目指し、意欲的な取り組みを続けていく予定です。
MGMCの目的は、ただ単に知識を提供することではなく、参加者が自身の資質を活かし、リーダーとして成長するための機会を提供することです。未来のビジネスリーダーたちが集うこのプログラムに注目し、彼らの成長を見守っていきましょう。