大英博物館で韓国文化を祝う「Korea」展が開幕
2023年9月30日、大英博物館で「Korea」展の開幕を祝う晩餐会が行われました。これは、Samsungが故Lee Kun-Hee元会長の収集した美術コレクションをもとにした大規模な展覧会で、2000年以上にわたる韓国美術の歴史を紹介するものです。
この展覧会は、ワシントンD.C.やシカゴに続く国際巡回展であり、欧州では40年以上ぶりに大英博物館で開催される特別展となります。期間は2026年10月1日から2027年1月31日までで、韓国の美意識や芸術的な成果が風化することなく、世代を超えて受け継がれていることが伝えられます。
本展は大英博物館や韓国国立中央博物館、韓国国立現代美術館が共同で企画しました。展示内容は、李健熙(Lee Kun-Hee)コレクションから選ばれた代表作品で構成され、278までの作品が展示される予定です。特に、国宝や国際的に評価される作品が含まれており、観覧者には韓国の文化遺産を深く理解する機会が提供されます。
晩餐会では、サムスン電子の会長、Jay Y. Lee氏が挨拶し、Lee家の文化遺産の保護と共有への取り組みについて語りました。「私たち一族は、芸術と文化は守って分かち合うべきものだ」という信念を受け継いでいるとし、本展が訪れる人々に韓国文化の新たな視点を提供することを期待すると述べました。
晩餐会は、241名の出席者が集まる盛大なもので、英国の官民のリーダーや文化人、経済界の著名人が一堂に会し、韓国の文化を祝福しました。プリンセス・ロイヤル・アン王女も参加し、韓国の文化遺産に対する高い評価を示しました。出席者には、英国政府の高官や経済界のトップ、学術関係者も顔を揃え、展覧会の意義を再確認しました。
特に、大英博物館の会長George Osborne氏は「この展覧会は、私たちが共有する文化遺産の理解を深め、未来への洞察をもたらす重要な機会となります」と語りました。また、文化や技術の分野で韓国と英国が持つ強い絆を紹介したKanishka Narayan A.I.担当大臣の言葉が印象的でした。
Lee家は、韓国文化の保存と交流に向けて、3世代にわたって努力を続けています。サムスンの創業者であるLee Byung-Chull氏から始まり、その後を継いだLee Kun-Hee元会長が持続的なコレクションの発展に努めてきました。現在、国の文化資産となったLee Kun-Heeコレクションは、世界各地を巡る重要な役割を果たしており、韓国文化の価値を広めています。
2025年11月にはワシントンD.C.での展示が行われ、既に約8万人が訪れたという実績があります。また、シカゴ美術館での展示では、11万5,000人が訪問し、韓国の芸術と文化に対する関心を示す好例となっています。これにより、Samsungは文化遺産の発信だけでなく、ビジネスにも力を入れながら国際的な関係を深めていく考えです。
2026年開催の大英博物館での「Korea」展は、韓国文化への新たな理解と国際的な評価を促進する期待の星となります。特に、国宝や名品の海外初公開も行われ、多くの観覧者に韓国の美しさと奥深さを伝える貴重な機会となるでしょう。これにより、韓国文化の影響がますます広がりを見せることが期待されています。