子どもの創造力を引き出す貴重な機会「コドモデパート」
2026年2月7日(土)・8日(日)、東京都世田谷区のHOME/WORK VILLAGEにて、子どもたちが創造力を発揮できる特別なイベント「コドモデパート」が開催されます。これは、アートデザインラボが企画運営する2日間限定の共創イベントで、年齢に関係なく全ての人々がクリエイティブな体験を楽しむことができる機会です。
イベント概要
「コドモデパート」では、「100素材×100ひらめき」というテーマのもと、様々な素材を使って子どもたちが自由に創作します。開催場所のHOME/WORK VILLAGEは、旧池尻中学校を活用した複合施設で、「暮らし」と「仕事」の両方に目を向けた新たな価値観を提案しています。
子どもたちは「コドモ店長」として、地域のボランティアや大人たちが「オトナ店長」としてその活動を支える中で、共に創造的な時間を過ごします。このイベントは、単なるクリエイティブな体験だけでなく、世代を超えた交流や協力の場でもあります。
どんな素材が集まるのか?
「コドモデパート」では、地域の企業や団体から提供された、端材や余り布、紙、木片など、多彩な素材が集まります。例えば、株式会社米三トトンなどの企業は、家具の再生を通じて新たな作品を生み出すというコンセプトのもと、素材提供を行っています。これらの素材は、子どもたちの発想によって新しいクリエイティブな作品に生まれ変わることが期待されています。
クリエイティブな空間を体験しよう
会場で展開されるアートや工作のバリエーションは、全てが子どもたちの才能を生かすためのものです。メイカーフェア特有の創造的な雰囲気の中で、子どもたちは自由に触れ、感じ、作ることができます。また、アートバーでは子どもと大人のバーテンダーが協力し、来場者へのもてなしを行います。
さらに、アートデザインラボの教室内での作品展示もあり、普段の制作風景を実際に体験できる貴重な機会を提供します。
教育的な意義
このプロジェクトは、世田谷区が現在抱える「学力評価の見直し」と「非認知能力の育成」という教育課題にも答えるものです。子どもたちに必要な力は、単なる知識の習得ではなく、自分で考え、協力し、社会と繋がる力です。
「コドモデパート」では、単にものを作るだけでなく、地域全体が学びの場となり、子どもたちの主体性や協働性を育むことを重視しています。アートデザインラボが開発したCREATIVE NOTEという取り組みも、子ども自身の成長を可視化し、学校教育でも注目されています。
まとめ
「コドモデパート」は子どもたちに創造力を養う貴重なプラットフォームであり、地域の人々がともに支え合いながら、新たな教育の形を提案します。このユニークな取り組みを通じて、未来を担う子どもたちの健やかな成長が期待されます。
どなたでも参加できるイベントですので、ぜひ足を運び、子どもたちの自由な発想と創造力に触れてみてください。アートデザインラボとその仲間たちが仕掛けるこの特別な体験を通して、あなた自身も何か新しい“ひらめき”が得られるかもしれません。