新時代の資産運用サービス「WEALTH GROWTH」
2025年2月13日、JTG証券とスマートプラスが共同で新たな投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH」を開始します。このサービスは米国の個別株を対象としており、個人投資家にとっては業界初の試みです。
投資一任プラットフォーム「DWM」の活用
本サービスの根底には、スマートプラスが提供する投資一任プラットフォーム「Digital Wealth Manager(DWM)」があります。JTG証券は、海外投資やベンチャー企業支援、ウェルスマネジメントの3つのコア領域でサービスを展開しており、その一環として独自の資産運用サービスを模索していました。そこで、DWMの利用を決定し、高度な運用戦略を取り入れた「WEALTH GROWTH」を実現したのです。
付加価値の高い運用戦略
「WEALTH GROWTH」は、アクティブ運用型で、S&P500を上回るリターンを目指しています。具体的には、500銘柄の大型株と1900銘柄の中小型株を対象に、独自に開発したマルチファクター型アルファモデルを基にしたポートフォリオが構成されます。この手法を用いることで、S&P500を凌駕する運用成績を狙うことができるのです。
透明性の高い運用プロセス
「WEALTH GROWTH」では、運用状況の透明性も大きな特徴です。顧客は保有銘柄、売買履歴、配当情報などをリアルタイムで把握することができ、情報へのアクセスが保証されています。このような透明性は、顧客の信頼を高める要因となります。
今後の展望と富裕層市場へのアプローチ
JTG証券は、5500兆円を超える資産を持つ日本の富裕層市場に注目し、「WEALTH GROWTH」を富裕層向けの新しい資産運用の選択肢として位置付けています。サービス開始から1年間での預かり残高目標は40億円、3年間で200億円と見込んでいます。これは、富裕層の拡大とともに需要が高まる中での戦略であり、顧客に対して質の高いサービスを提供していく所存です。
まとめ
「WEALTH GROWTH」は、JTG証券とスマートプラスの連携により誕生した新たな資産運用サービスです。米国株の個別銘柄を対象にした業界初の取り組みで、富裕層のニーズに応えるために設計されています。このサービスの開始によって、個人投資家にとって資産形成の新たな一歩が踏み出されることでしょう。今後の展開にも期待が高まります。